2005-01-01から1年間の記事一覧

桜庭一樹『少女には向かない職業 (ミステリ・フロンティア)』東京創元社,2005 Amazon 中学二年生の一年間で人を二人殺してしまった少女の話。いやいや、最初っからこうも暗い将来が想定されていると、鬱な気分に。 少女の内面の描き方は、うまいというより…

◆ 少年には向かない買物

買い物に出かけました。この冬を耐え切るだけの保温性を持った上着を探しに、あっちの店へ行っては、こっちの店にとぐるぐる回ってました。足や腰が疲れました。でも、なにやらこういう疲れって充実感があります。よく歩き回ったな、と。 ヨン様がプリントさ…

東野圭吾『黒笑小説』集英社,2005 Amazon とりあえず、ばかばかしい話で構成されています。これでもかというほど、たた単純にあほらしい話が詰まってるとは……さすが笑いの東野さん(-ε-) 選考会の結果を待つ作家や編集者たちを描く「もうひとつの助走」作…

◆ 黒糖小説

今日はトリックの新作ドラマ+ファーストシリーズのトリック1〜3話+シャナ……と録画したものをたくさん見てました。トリックの最初の作品を見て、なれ初めを初めて知りましたよ。上田たちはあんな風に知り合ったんですね。いつも通りっちゃいつも通りの展…

荒川弘『鋼の錬金術師(12) 初回限定特装版 (SEコミックスプレミアム)』スクウェア・エニックス,2005 Amazon ここまで面白さが衰えも見せずに続いているのだから、もう一級品ですよね。ハガレンの最新刊です。初回限定で別冊四コマつき。 ついにエドたちも大…

◆ 銃声練成編

先週の第一回を見逃したものの、これが私の御主人様の第二話を見ました。コメディ系で入りやすいし(ちょいエロもあるけどね!)メイド服がかわいいし(きわどいけどね!)来週からも引き続き見なければ。 そう言えば、ゲーム製作の第二歩目として効果音の「…

光原百合『最後の願い』光文社,2005 Amazon 新しく立ち上げる劇団の団長役を務める度会恭平。度会が劇団メンバーを集めようと動き回るたびに、謎までも呼び寄せてしまうお話。日常の謎に満ちた7つの短編で構成されています。まあ、度会の視点で語られるこ…

◆ 最後の希望

ようやく富士ミス応募原稿とゲーム製作にとりかかる状況になってきて心が軽くなっている海獺です。まあ、今年最後の希望として書き始めていた富士ミスは、あきらめようかなとも思ってしまいますが。 ふと思い出しましたが、一週間ほど前の授業で教授が本を読…

天野こずえ『ARIAオフィシャルナビゲーションガイド (BLADE COMICS)』マッグガーデン,2005 Amazon アニメ化も果たしたアリアのガイドブック。一番のお気に入りは、アリア社長のみだしなみを振り返るコーナー(笑)ポンデ化した社長の姿も見れましたよ。なか…

◆ 月天に行こうと誘われました

レポート、数分遅刻しながらも完成。発表には間に合いました。といっても、コピーをとって(九百円もかかった)持ってきただけだったので、そのまま配布できるわけもなく時間をもらって、ページをそろえてホッチキスで閉じたりその場で形にしましたが(汗)…

三枝零一『ウィザーズ・ブレイン〈4〉世界樹の街〈下〉』メディアワークス,2004 Amazon 以前の巻の登場人物たちが絡み合い、シリーズ的にも動き始めました。 このシリーズの魅力の一つである魔法士の戦闘も、今回は抑え目に見えましたが、魔法士同士ではな…

◆ 演算能力とか欲しいです

今日は授業の休講などがあったので、午前中はすべてレポートに費やすことに。ページ的にはあまりかせげませんでしたが、書き方みたいなのは分かったのでなんとかがんばらないと……というか終わらせないと留年じゃん(゜Д゜)就活どころじゃないよ。 最近は白黒…

今日は『ダブリンの鐘つきカビ人間』を見に行ってきました。相変わらず片桐仁さんや後藤ひろひとさん、モリゾーさん(笑)は存在感ありすぎですなー。 今回のお話は、笑いでつかんでそのまま最後まで行くのかと思っていたら、ホラーチックな終わり方でした。…

村山由佳『天使の梯子 Angel's Ladder』集英社,2004 Amazon 村山さんのデビュー作『天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫)』(Amazon)から十年後の話。実際にも十年経ってます。あのときの、絵描き(イラストレーターではなく画家)でもあった主人公…

◆ 天子の梯子

アンテナにもはってあるイズミさん赤松健論とか読んでいて、作家になれるとしたら赤松さんみたいになりたいなーと思うこのごろ。漫画家目指すわけではありませんけれども、なんていうか、ここまで読み込み・研究してくれる読者がいてくれる作家が最終目標な…

尾田栄一郎『ONE PIECE 39 (ジャンプ・コミックス)』集英社,2005 Amazon 思わず応援したくなるようなワンピース39巻。実直なまでのルフィたちがいいですよね。ただただ、とにかくまっすぐで格好いい。次ぐらいでボスと対戦かしらん。 松本洋子さんの『闇は…

◆ ゲームは完成するかしらん

やりたいことが多くて忙しいですが、こういうときが一番楽しいかもしれません。追い込まれているとも言えますが。 今度の週末の報告会ばかりに気をとられていて、明日のレポートを忘れてしまうところだったので、今日はそれを仕上げていました。また、報告会…

今日ケーブルテレビでトリックのファーストが一挙放送されていたので録画しましたが、明日地上波でもトリックやるらしい。ビデオ足りないよ。 レポートはなかなか進みませんが、なんとか終わらせないと。用事が重なってちょっときついかなと思うこともありま…

雨宮諒『夏月の海に囁く呪文 (電撃文庫 (1178))』メディアワークス,2005 Amazon ある島を舞台に、「居場所を見つけられない者を、本来の居場所へ連れて行ってくれる」という不思議な呪文にかかわる四つのお話。雨宮さんの短編連作集です。 無難な人付き合い…

◆ 有明に囁く呪文

明日はコミケに持ってくゲームのために、写真でも撮ってきます>レポートは?! 『電撃hp (Volume38)』(Amazon)の高橋弥七郎さんのインタビューを読んで、書き始めたときからすでに最後までストーリーを考えていた、という部分に驚きました。キャラ同士の…

篠田真由美, 浅暮三文, 森奈津子, 近藤史恵, 早見裕司, e‐NOVELS『黄昏ホテル』小学館,2004 Amazon 古びたホテル「日の出ホテル」通称黄昏ホテルを舞台にした物語を二十人の作家が描くアンソロジー。一つ目から順に列挙。 篠田真由美「暗い日曜日」ホテルの…

◆ 黄昏ラッコ

シャナみてました。先週みたときに姐さんがいいと書きましたが、今週出てきたラミーの紳士具合もすばらしく、ちょっぴり素敵さんです。そう言えば今日発売のシャナの最新刊(Amazon)と雨宮諒さんの短編連作(Amazon)を買ってきました。トリックスターの続…

山田悠介『ライヴ』角川書店,2005 Amazon 謎の病気の特効薬を手に入れるために、奇妙で危険に満ちたレースに挑むことになる選手達を描いたこの作品。なんつうかえぐいです。バトロワみたいな殺伐とした雰囲気。影の実行役(黒幕)が見えてこないのも気味が…

◆ Amazonのレビューをライヴ

微妙に綱渡り的な日々を送っています。いつ爆発するか分からないので、怖いのですが放り投げることもできず。つか、投げ出したくないのですが(謎) さてさて、今日は将来のことについて、まだまだほんのちょっぴりですが悩んでみました。作家になりたくても…

川崎康宏『Alice (電撃文庫)』メディアワークス,2004 Amazon なんつうか、クマの存在感がありすぎます。クマ書くためにこの小説はあるのかと私は疑ってますよ。クマがすごいと聞いてはいましたが、すごいどころではないような。 圧倒的な強さを持つ主人公の…

◆ あ、リス……じゃなくてクマだ

ええー、前日に泣き過ぎたんで目にクマができてました。自分の顔で見るのは初めてかも。眼鏡かけても普通に分かるような感じだったので、電車乗ってるときとか恥ずかしかったですよ。 まあ、前日の夜に始まった問題は何とか解決をみたような。この先どうなる…

恩田陸『球形の季節 (新潮文庫)』新潮社,1999 Amazon 恩田さんの高校生シリーズ二作目なのかな。ノスタルジックな雰囲気が最初から最後まで続きます。謎のすべてが解明されないところも、慣れてしまえば大丈夫でした。 閉じられた田舎町。あちらこちらにあ…

◆ 号泣の季節

今週末だと思っていた報告会が、来週だった。なんだかなー。 押尾コータローさんのライブ(録画)をみて、そのギターとは思えない音にびっくり。一人バンド紹介とか面白すぎです^^ギター一本で、ベースやエレキ、ドラムと多彩な音(似てる)が出せるなんて…

桑島由一『神様家族〈2〉発育少女 (MF文庫J)』メディアファクトリー,2003 Amazon なんとなく重いこと書いてましたが、小説の序盤はコメディです。冒頭の一文「世田谷の長い坂道を抜けると、そこにはスクール水着がいた」からしておかしいです。この一文読ん…

◆ 発育少女は夢見がち

久しぶりのケーキバイキングでした。ケーキはおいしいし、雰囲気や接客もよかったです。紅茶やコーヒーは飲み放題だし。最初に失敗したのでへこみましたが、甘いもの食べてるうちに持ち直しました。 それから、服などを見た後パソコンショップでゲームのデモ…