2005-11-09 ■ 小説 山田悠介『ライヴ』角川書店,2005 Amazon 謎の病気の特効薬を手に入れるために、奇妙で危険に満ちたレースに挑むことになる選手達を描いたこの作品。なんつうかえぐいです。バトロワみたいな殺伐とした雰囲気。影の実行役(黒幕)が見えてこないのも気味が悪いです。 病気の家族を救うためにがんばる人たちを邪魔する奴も出てくるのですが、それがまた気持ち悪い。悪役の内面とかを読んでいると、心底いやな気分に見舞われます。