2004-12-25 の検索結果:

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6

入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈6〉嘘の価値は真実 (電撃文庫)』アスキー・メディアワークス,2008 シリーズ感想 入間人間さんの作品感想 『誘拐されちゃった兄妹や長瀬の妹などこれまで登場してきた人物の、事件後の日常を描きつつライフル銃を持った男がみーくんとまーちゃんがいる体育館を占拠する話。みーくんはまーちゃんというお荷物……もとい大切な荷物を抱えて犯人と対峙しなければいけないわけで。 それにしても、恋日先生の引きこもり生活などまで描かれているのに、どうして柚…

屍鬼 2

藤崎竜『屍鬼 2 (ジャンプコミックス)』集英社,2008 シリーズ感想 藤崎竜さんの作品感想 同時発売の二巻目。不幸の連鎖は留まるところを知りません。 斜に構えている夏野の懐にももぐりこんで仲良くなってしまう徹の部屋での出来事は見てられなかった。そこからの夏野の回想はさらに居たたまれなかったです。 病院での対策ミーティングを行う尾崎や地道な聞き込みで繋がる点と点をつなげていく室井など動きはあるものの、後手後手っぽいし。 正雄視点の番外編もありました。あまりかわいそうな気がし…

屍鬼

藤崎竜『屍鬼 1 (ジャンプコミックス)』集英社,2008 シリーズ感想 藤崎竜さんの作品感想 原作は小野不由美さんの同名小説。私は思いっきり積読でした。妹が購入してきた漫画を先に読んでみることに。 初っ端からざっくりと気持ち悪い絵が続きます。女の子はかわいいのに、おばさんやおじさん連中はものすごく不気味なんですけれども。 第遺血話とか第腐堕話とか、どうしておどろおどろしいタイトルつけちまうんですかね。かわいい絵とのギャップがさ。まあ、ダーク一直線の物語みたいなのでいいっちゃ…

D.Gray-man Vol.15

星野桂『D.Grayーman 15 (ジャンプコミックス)』集英社,2008 シリーズ感想 星野桂さんの作品感想 悪魔と戦うエクソシストたちの物語15巻目。研究室封鎖とか絶望的な状況から始まります。ペケ印を打っていく場面は読んでて嫌になりました。救いなさ過ぎ。このシリーズ読んでるとよく思うことではあるんですが。 元帥がやってくるところまでいって一安心。やっぱ元帥が何人か集まると不安も消えていきますねえ。 ……と安心した私がバカでした。Dグレに安心なんてものはありませんよね。せ…

Xトーク

来楽零『X(クロス)トーク (電撃文庫)』アスキー・メディアワークス,2008 来楽零さんの作品感想呪いうんぬんでホラーな感じ、ヒタヒタするようなものを想像していましたが、どちらかいうと気持ち悪い奇妙な違和感がある作品でした。四つの怖い話が語られています。 「クックロビンの埋葬」女性の死体と同居しながら、彼女は死んでいないと言い張る男・壱と彼に興味を持った都和という女性の話。都和の気持ちが徐々にゆがんでいく様子が嫌でした。目を背けたいけど、見てしまい気分。 「ヘッドハンティン…

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5

入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈5〉欲望の主柱は絆 (電撃文庫)』アスキー・メディアワークス,2008 シリーズ感想 入間人間さんの作品感想 屋敷に閉じ込められたみーくんとゆずゆずの話完結篇。両腕骨折で動揺してるみーくんが新鮮でした。夢の世界の描写とか今回もカオスさに一層磨きがかかってます。 小ネタがわりと好きなのですが「大須観音ちゃん?」が個人的にヒット。入間さんって名古屋に住んでたりするんだろうか。 柚々つながりで「お前だけ、呼ぶなら、お、おけー」辺りもお好み…

プレステージ

『プレステージ』 ロープの結び方からマジック中に彼女を殺してしまったり、その復讐のために相手の指を銃のマジックで打ったりと因縁多き二人のマジシャンの話。 最初は時代がいったりきたりでいまいち話の流れがつかめませんでしたが、30分もしたらマジックなのか殺人事件なのかを考えるスリリングな展開に飲み込まれていました。 そして最後の種明かし……。いやこの発想はなかった。描きたいテーマを端的にあらわした映画だな〜って印象だす。

鋼の錬金術師 19

荒川弘『鋼の錬金術師 19 (ガンガンコミックス)』スクウェア・エニックス,2008 シリーズ感想一覧 荒川弘さんの作品感想一覧 アームストロング少将どうなっちゃうのてな具合に始まる19巻目。大佐とホークアイ中尉の会話は……どんな展開になるのか予測もつかないなー。 また、兄弟の父・ホーエンハイムと師匠の出会いも。ホーエンハイムの過去も明らかにされ、こちらも目が離せません。うひゃー。 どんどん黒い黒い敵の真相が判明されていくこの物語。いやはや続きが楽しみです。てか、いつの間にダ…

断章のグリム 7

甲田学人『断章のグリム〈7〉金の卵をうむめんどり (電撃文庫)』メディアワークス,2008 シリーズ感想一覧 甲田学人さんの作品感想一覧 ホラーシリーズ七巻目にして初の短編集。神の悪夢ではなくわりと普通の泡禍についての話らしいです。いやどこが普通だよと突っ込みたくなるけど。 「よくばりな犬」水に自分の顔ではなく未来の結婚相手が映し出されるという話を信じ、それを実行した少女にまつわる物語。和製ホラーに水はかかせないみたいなのをどこかで聞いた気がしますが、これはもろそれですね。水…

私の男

桜庭一樹『私の男』文芸春秋,2007 桜庭一樹さんの作品感想一覧 花と彼女の養父・淳悟の物語。花がお嫁に行くことになった2008年から物語は始まり、二人が出会うことになった1993年へと時間を遡っていきます。 表紙の先入観からでしょうか、雨の描写でも濡れるとかいう言葉に反応しちゃったりとかだめですね。 最初から、なにかの確信を持って花は淳悟のことを妄信的なまでに愛してるのが察せられます。「殺したからね」や「ずっと、逃げているんだ。」とか二人の雰囲気も退廃的。 第2章は花の結婚…

隣の家の少女

ジャック・ケッチャム『隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)』扶桑社,1998 ヤクザガールを貸していた友人から薦められたので読んでみました。苦痛というものを理解しているというデイヴィッドの子供時代の物語。 とても魅力的な少女・メグと初めて出会ったザリガニ取りのシーンはよかったな。ほほえまし子供のやりとりだ〜と温かいほっこりした気分になれました。男の子が女の子にドキドキする瞬間って素敵ですよね。 メグが近所の子供だと知ってさらにときめく心は抑えられなかったのですが、近所の子供たち…

手紙

『手紙 スタンダード版 [DVD]』 東野圭吾さんの小説を原作にした映画。兄が人を殺してしまった弟の物語。原作の感想はこちら。 原作を読んでいたからか、とても分かりやすかったです。時間の制約もあるし、筋もシンプルになっているのかな。辛い物語には違いないので受け入れがたいですが。 この映画見ると悪いことはできなくなるかも。犯罪抑制にも効果ありそうな感じですよー。 罪って自分ひとりで背負っているつもりでも、誰かの背中に転がってしまうものなのかも知れません。例えそれが手紙一通分の重…

麗しのシャーロットに捧ぐ

尾関修一『麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ (富士見ミステリー文庫)』富士見書房,2007 kirisakinekoさんの感想を読んで手にとりました。屋敷で働くメイド・シャーロットが、主人であるメーネルトの狂気に触れ、闇の世界へ一歩一歩近づいていく話。第6回富士見ヤングミステリー大賞・佳作受賞作。 妻のミリアムの謎やメーネルトが作成する特別な人形など、館には不気味な存在が多すぎて困ります。 シャーロットの話のほかにも、悪魔ヴァーテックと契約してしまった男の話や姉…

断章のグリム 6

甲田学人『断章のグリム〈6〉赤ずきん〈下〉 (電撃文庫)』メディアワークス,2007 赤ずきんの物語完結篇でシリーズ六巻目。普通に「狼と七匹の子やぎ」の物語があるだけで、なぜか不気味に思えてしまうのはどうしてかしらん。 勇路の決断がさらなる悪化を招いていそうなのに、見ていることしか出来ないのがなんとも。暗い気持ちになりがちですが、だから新しく登場した明るい感じの健太郎が珍しかったです。保持者であることからして裏がありそうなのですが、はてさて。 石に関する考察が素晴らしかったな…

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 死の礎は生

入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3 死の礎は生 (電撃文庫 い 9-3)』メディアワークス,2007 嘘つきなみーくんと、そんなみーくんしか見ていないヤンデレなまーちゃんの物語。シリーズ三巻目。主な舞台は学校です。 まともそうな外見の癖にものすごく辛らつな意見を述べる枇杷島や、美化委員長と副委員長の癖にバカップルぶりをみせつけてくれやがる義人と一宮、メモ帳を駆使して会話する自身が電波な無線部の部長・柚々など個性的過ぎる学校の人々が初登場します。電波だけど毒が少なめ…

されど罪人は竜と踊る Assault

浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る Assault (角川スニーカー文庫)』角川書店,2006 ガユスがジオルグ事務所の面々に拾われることから始まる物語。というわけで、今回の短編集は事務所メンバーが元気だったころの過去の話です。 「Assault」出会いの話。最初のころのガユスは最悪じゃ〜。自虐的なのはいつものことなんだけれども、他人への暗黒成分が多いです。ガユスの成長物語としての期待度がかなり高くなりましたよ。 事務所のメンバーが個性的過ぎて愛着が湧きますね。色んな自殺を試すス…

幽霊列車とこんぺい糖―メモリー・オブ・リガヤ

木ノ歌詠『幽霊列車とこんぺい糖―メモリー・オブ・リガヤ (富士見ミステリー文庫)』富士見書房,2007 自殺しようと思ったいた鉄道が廃線になっていることに気づき失意の中の海幸が、その廃線でリガヤと名乗る少女と出会う話。 自殺志願者で味覚障害で母親であるチコちゃんは問題ありでな海幸と、廃線を幽霊鉄道として復活させると言い出すリガヤの凸凹コンビを眺めているのは楽しいですね。見当違い方向へ自転車を向ける場面とか創作に熱中するリガヤに食事をあげるとことか。 でも、『ダンサー・イン・ザ…

ムシウタ〈01〉夢みる蛍

岩井恭平『ムシウタ〈01〉夢みる蛍 (角川スニーカー文庫)』角川書店,2003 人間の夢を食う”虫”の存在が噂される世界の話。ちょっと気弱な薬屋が謎の美少女・詩歌に出会うことから物語は動き出します。 薬屋の詩歌へのほのかな恋心にニヤニヤしつつ、活発だけどもちょいと陰がある感じの利菜とのやり取りにもニヤニヤ。利菜にはほどほどに邪険にされる薬屋だけれども、表彰状を手渡す辺りとか楽しかったなー。 そんな日常パートの裏では、”虫”に取り付かれた人間・虫憑きを捕獲するために動く”特環”…

ホラー作家の棲む家

三津田信三『ホラー作家の棲む家 (講談社ノベルス)』講談社,2001 秋山真琴さんのコメントを読んで手にとりました。作家志望の男・三津田信三にとって、書いた覚えのない作品が名前を騙られて賞に応募されていることを知らされる場面から物語は始まります。 三津田は作家志望である以前に、編集者でもあるのでその辺りの絡みの話もあります。途中で探偵小説が文学かどうかみたいな談義があるのですが、乱歩作品を読んでみたくなったなー。 三津田は得体の知れない不気味な雰囲気を持つ洋館を発見し、そこで…

カオスの娘

島田雅彦『カオスの娘―シャーマン探偵ナルコ』集英社,2007 新聞の書評を読んで手にとりました。シャーマンとしての才能を持ったナルヒコと、魔王子と名乗る男に監禁され体を弄ばれ人生を狂わされた一人の少女の物語。 引きこもりがちなナルヒコを心配する母親やナルヒコの能力でお金を稼ごうとする男、また魔王子以外にも少女を食い物にするやからなどが交錯し、二人は個々に話が進んでいきます。しかし、いつの間にか二人の間に接点ができ、ナルヒコは少女を救おうと決意します。 書評ではライトノベル的と…

断章のグリム⑤

甲田学人『断章のグリム〈5〉赤ずきん〈上〉 (電撃文庫)』メディアワークス,2007 ホラーに童話考察がエッセンスとなっているシリーズ五冊目で、赤ずきんをモチーフにした物語の序章です。変形的な見立て殺人を解き明かす探偵と助手の物語ともいえるかも。前回の事件同様、今回もまた別の町へと赴きます。 そこでは、颯姫の妹・瑞姫や雪乃に敵対心をむき出しにしている少年・勇路が登場します。彼らの友達グループも関係してくるのですが、ただの仲良しグループというわけでもなく複雑な模様。また、世話役…

本当はエロい文学少女

野村美月『“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)』エンターブレイン,2006 太宰治の『人間失格』が絡んでくる物語。ちなみに『人間失格』を読んだときの感想はこちら。以下、ネタバレ全開なので、未読のかたはご注意ください。 スカートの奥が見えそうでみえない遠子先輩がエロいです。そんな遠子先輩に、主人公の心葉は半ば強引に文芸部へと拉致されます。 遠子先輩は、放課後に二人きりの部室で「むぐむぐ、こくんっ。」なんてかわいらしい音をたてながら、心葉くんのモノを美味しそうに食べま…

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)』メディアワークス,2007 小さいころの縁からお互いを「みーくん」「まーちゃん」と呼び合う仲の二人を巡る物語。物語の舞台は、誘拐犯と殺人犯が跋扈する街です。 ヤンデレヤンデレ言われていますが、まーちゃんの狂いっぷり&みーくんへの溺愛っぷりはお見事。こんな小悪魔的な彼女が欲しいものです。正確には悪魔的か、ヤンデレだし。 ゲームとか文学関連の小ネタも出てきて、知っているとクスリとできます。シリアスな筋書き…

手紙

東野圭吾『手紙 (文春文庫)』文芸春秋,2006 弟を大学に行かせてやるために空き巣をし、結果的に強盗殺人を犯してしまった剛志。その弟である直貴の視点で語られる物語です。 設定からして暗い物語だろうとは予想していましたが、予想はしていても辛いものは辛いですね。 剛志から手紙を読みつつも、遺族への謝罪もできぬままに過ごす直貴の日々。兄が殺人を犯したというレッテルが直貴には貼られており、決して楽な生活ではありません。高校はなんとか卒業するものの、周りからは白い目で見られ、部屋を追…

XXXHOLiC ③

CLAMP『×××HOLiC(3)(KCDX)』講談社,2004 ちょいと不思議な世界を垣間見るシリーズ二巻目。加速的にワタヌキと侑子さんの会話の応酬が楽しくなってきました。 最初はひまわりちゃんの依頼で学校に忍び込む話。百目鬼との仲がよくなっているようで満足満足。その百目鬼は今回の話でも大活躍ですし。このちょっと嫌な話なんだけど、救いはある感じが好みやな〜。 続いて猿の手の話。教育実習の女の人がきれいだから、いい話に持っていってほしかったけど、そんなわけもなく。なんかこの漫…

断章のグリム④

甲田学人『断章のグリム〈4〉人魚姫(下) (電撃文庫)』メディアワークス,2007 幻想新奇譚のシリーズ四作目であり、人魚姫の物語完結編。前回の続きで、広がっている物体の始末から千恵の傷の手当てなどで慌しいです。 一つ一つに対処しながらも、事件の全貌を暴くために人魚姫の物語の解釈を考えるんだけど、相変わらずの事ながらうまく推理が進みません。事件が起きる前に解決できてしまう探偵さんがいれば助かるんですけどね。ないものねだりをしても仕方ないんだけどさ。 ないものねだりに囚われてし…

殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO―

風見周『殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO― (富士見ファンタジア文庫)』富士見書房,2005 第7回龍皇杯で見事連載を獲得した作品。脱げ脱げコールも出てくるなど、高校生たちの華やいだ花見の場面が序盤にあるのですが、状況的には絶望しかないような話。 六年前から始まった世界滅亡によって、天使と呼ばれる謎の存在に町が破壊され始めます。思い出の場所さえもいとも簡単に消えてしまってますよ。どうにもこうにもならないのは、読んでて歯がゆいです。危険な状況下の中、不死身の高校生である密は天使…

脂肪と言う名の服を着て

安野モヨコ『脂肪と言う名の服を着て 完全版』祥伝社,2002 妹に渡されたので。安野モヨコさんの作品は初めてです。安野さんの作品としては、しゅがしゅがとさくらんくらいしか頭になかったのですが、他にもいっぱい作品あるんですね。 タイトルを見てもらえば何となく予想はつくでしょうが、おでぶちゃんのOLのこのお話。彼氏の動向が気になってぶくぶく太ったり、ダイエットしてみたり、リバウンドしたりするんですが、これ読んでると気分が暗くなってきますね、うん。 帯では「Diet or Die?…

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)』富士見書房,2004 生きていく力、実弾が欲しいといって憚らない山田なぎさと「ぼくはですね、人魚なんです」という突拍子もない自己紹介をする海野藻屑という、二人の少女の話。 藻屑はところ構わず二リットルのミネラルウォーターを飲みつくす、エキセントリックなキャラ設定。むーさんの可愛らしいイラストとあいまってプリチーです。うさぎを睨みつけている藻屑もブランドもので身を固めた藻屑もよいですな。 あとがきの女流作家との交…

水瀬葉月『ぼくと魔女式アポカリプス〈2〉Cradle Elves Type (電撃文庫)』メディアワークス,2007 既に終わってしまっている少年少女がバトルを繰り広げるシリーズ二巻目。 表紙エロさにも磨きがかかっているようです。布面積の少ないやたらと扇情的な服を着た眼鏡美少女が、クロスな物体に鎖で縛られているんですからね。そんな状況でこちらを見つめられたら、思わずいけないことをしてしまいそうです。下の包丁と血は私としてはいただけませんが、ちょうど帯で隠れるのでノー問題。 さ…