屍鬼

屍鬼 1  Amazon
鬱4シリアス4ホラー2
藤崎竜屍鬼 1 (ジャンプコミックス)集英社,2008
シリーズ感想
藤崎竜さんの作品感想
原作は小野不由美さんの同名小説。私は思いっきり積読でした。妹が購入してきた漫画を先に読んでみることに。
初っ端からざっくりと気持ち悪い絵が続きます。女の子はかわいいのに、おばさんやおじさん連中はものすごく不気味なんですけれども。
第遺血話とか第腐堕話とか、どうしておどろおどろしいタイトルつけちまうんですかね。かわいい絵とのギャップがさ。まあ、ダーク一直線の物語みたいなのでいいっちゃいいんだけど。


1300人しか住んでいない外場村が舞台です。……変換して初めて気づいたけど卒塔婆なのね。そしてこの村で、とある夏、死者が異常なまでに増えます。
閉鎖的な村ってだけでホラー要素満載ですが、引っ越してきてばかりのお城のような家の住人たちがきな臭さぷんぷん。砂子という少女も何者なんでしょうね。
最初の主人公は都市から田舎に引っ越してきた一家の息子・夏野です。もっとも、かっこいいのは医者と住職でしょうね。謎の現象から村人を守ろうとする姿が熱いです。
なんにせよ、正雄のキモさは異常。こういう奴に限ってなかなか死亡フラグ立たなさそう。