屍鬼 2

屍鬼 2  Amazon
ホラー7鬱3
藤崎竜屍鬼 2 (ジャンプコミックス)集英社,2008
シリーズ感想
藤崎竜さんの作品感想
同時発売の二巻目。不幸の連鎖は留まるところを知りません。
斜に構えている夏野の懐にももぐりこんで仲良くなってしまう徹の部屋での出来事は見てられなかった。そこからの夏野の回想はさらに居たたまれなかったです。
病院での対策ミーティングを行う尾崎や地道な聞き込みで繋がる点と点をつなげていく室井など動きはあるものの、後手後手っぽいし。
正雄視点の番外編もありました。あまりかわいそうな気がしないのは仕方のないことかも。それよりもどんな裏があるのかの方が知りたいわけで。


なんてか登場人物にNoと名前がつけられていて、巻の最後には村人ファイルまでついています。その他大勢の登場人物でも名前がつくだけで悲壮感が増すからやるせなす。なんとなくファーストクイーンとか思い出しました。
それにしても、洋館に引っ越してきた一家を自宅に招きいれると病気が発祥するかと予想していたのですが、そうではないみたいで。気になるな〜。