嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん６

入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈6〉嘘の価値は真実 (電撃文庫)』アスキー・メディアワークス,2008
シリーズ感想
入間人間さんの作品感想
『誘拐されちゃった兄妹や長瀬の妹などこれまで登場してきた人物の、事件後の日常を描きつつライフル銃を持った男がみーくんとまーちゃんがいる体育館を占拠する話。みーくんはまーちゃんというお荷物……もとい大切な荷物を抱えて犯人と対峙しなければいけないわけで。
それにしても、恋日先生の引きこもり生活などまで描かれているのに、どうして柚子ちゃんがほとんど描かれていないのか小一時間くらい問い詰めたいのですがこの場合は誰に聞けばいいんでしょう。
やはり作者であるところの入間さんに聞くべきなのかと推測するもののみーくんの作者なので嘘つかれる可能性が大であるわけで止めておきます。柚子ちゃん本人に聞けばいいんだろうか〜と考えてはみるものの、多分返事はメモ用紙に書かれてくるんだろうなと思うわけで。
柚子ちゃんに最初に出会ったのは３巻目だと記憶しているのですが、行動自体は奇妙の極みだけれども徐々に内面を知るにつれ一般人サイドの柚子ちゃんはまぶしく輝いていましたよ。
後半ヤンデレの魅力を出し切れずただのアホの子に成り下がっていたまーちゃんよりずっと魅力的だったように思う。アホな子はやっぱ眺めてるだけがいい、嫁にするなら柚子ちゃんで決定なのです。
前巻でみーくんは、まーちゃんでなく柚子ちゃんと館もの（ただしはりぼて風味）の物語を展開していて、このシリーズに地味に期待していたんですが最終巻なんですね〜。ものすごく残念です、柚子ちゃんのお胸が拝めなかったので。柚子ちゃんとちゅっちゅしたかったよー。』

と、どこかで誰かが嘯いているとかいないとか。どっちなんでしょうね。