◆ 『アリス・ソフト城』電脳事件

はっきりと意見を言えない自分が嫌だす。とくに友達関係やらで他人の目が絡んでくるとさっぱりだめです。
最近のanegoは、夢を見つけたようで周りの目から開放されたみたいではあります。でもそのおかげで、どろりこどろりこし始めました。明日の、汚れた舌ほどではありませんけれども。
さて、そんな私をあざ笑うかのように確固たる信念の元に犯罪を犯す人の話を読了。

『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社ノベルス)

物理トリックの名手と言われている北山さんの作品ははじめて読みました。難しいと思っていたので敬遠していたのです。
しかし、損をしていたなと思います。やっぱり食わず嫌いはいけないようですな。登場人物たちに物理トリックの存在意義を語らせていたのも印象的。