QED ベイカー街の問題 (講談社ノベルス)

QED ベイカー街の問題 (講談社ノベルス)

頭がよくなった気分になれる推理シリーズ第三弾。今回はホームズを扱っていて、本読みとしては親しみやすいです。
約四十年の長期にわたって書かれていたにもかかわらず、ホームズ物語は五冊の短編集と四冊の長編だけという事実にびっくり。しょっぱなからパンチをもらいました。
今回も殺人事件より、ホームズに関する謎解きが面白かった。奇妙な説の展開の仕方が最大の見せ場かと。説得力あります。