◆ パニックライフ


 ちょいと前の話になりますが、カンヌ映画祭柳楽優弥さんが史上最年少で男優賞を受賞してましたよね。

 その作品『誰も知らない』の監督をしていた、是枝裕和監督の作品を学校の授業で見てました。三作品ですね。『幻の光』『ワンダフルライフ』『ディスタンス』

 三作品全部見たんですが、一番のお気に入りはワンダフルライフです。

 幻の光とディスタンスは暗めなお話で……特に幻の光は暗い場面が多すぎて、わずかに出てくる黄色い電灯色が目立ってました。

 幻の光は現実の生活を舞台に、ワンダフルライフは死後の世界を舞台にしていたのに、幻の光では死(あるいは不在)とは何か? ワンダフルライフでは生きるとは何か? を考えさせられました。

 ……電脳世界、おとぎの世界に浸ってた私には難しい問題でした〜。