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谷川史子『ごきげんな日々 (りぼんマスコットコミックス)』集英社，1997

十年ほど前の作品。表紙の女の子が気に入ったので、貸してもらいました。四話収録された短編集です。どのお話も、私の中にあった少女漫画のイメージです。
一個目は表題作「ごきげんな日々」二枚目だけど過去の出来事から女嫌いなハルタと彼に恋する理加のお話。「熱いビートで奴のハートをわしづかみ！！」と言ってのける理加ちゃん。そんな理加ちゃんに私はハートをゲットされちゃいました〜。ハルタくんも理加ちゃんもどっちもかわいらしいな。「風をあつめて」部活の先輩に憧れる珠と彼女にちょっかいを出す仙の話。先輩からもらったテニスボールがキーワード。色々あっても、ほのぼのできます。
「雪の降る頃」互いにいい関係を気づけていたのに、ちょっとした出来事でギクシャクし始めた万智と治の話。ぼけーっとした万智ちゃんが愛らしいです。クリスマス期間の話なのですが、サンタさんのプレゼントっていいですな〜。「春の手紙」同姓同名な二人の小林晶の話。間違ってもう一人宛ての手紙を受け取ってしまい苦悩し始めます。でも、最後は勇気を出せてよかったね〜。