十名の方との対談集ですのじゃヒールxコミカル


山田玲司絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.4) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)小学館,2005   類似検索


一巻読んだ次が四巻の感想ってのもなんですが、それぞれで完結しているインタビュー漫画だしいいよね〜。今日の読書本(上の)も含め、最近宇宙を舞台にしたものを読んでいたので、とりあえず宇宙開発関係で文部科学省研究開発局宇宙開発利用課長の岩瀬公一さんと、宇宙輸送システム技術部の沖田耕一さんの回を読みました。ほへぇ〜、地球の変動現象を解析する「地球シミュレータ」ってのがあったんですね。『神様のパズル』に出てくるソフトの様なものかしらん。あとロケット飛ばすのに費用がかかりすぎるという問いもありましたが、「そのモノ自体じゃなくそれを作る歴史にかかったお金」という回答にちょっと納得。この回を読んでいて、今まで以上に、人が変わればそれぞれ効くクスリが違うなと思いました。なにせロケット作りって、自然環境保護とかからは離れているように思えますもん。
水木しげるさんの回は妖怪や精霊を育てる話(笑)今では想像つかないような生活を送ってたんですよね。戦争ってのが身近には残ってませんから、よく分かりませんが……。とりあえず、水木さんの幸福七ヶ条の中にあった「怠け者」に私もなろうと思う。>若いときは努力しろと言われてるのにな。(追記)そう言えばこのこともこの漫画で初めて知りましたよ。
哀川翔さんの回は、波乱万丈な人生な感じでした。父親を事故で早くに亡くされていたり、雑誌の編集をやってたり、社長になったものの八年間経営を任せていた社員に裏切られて心臓が止まったりとジェットコースターのような生活。映画をゼブラーマンしか見てないのは問題な気もしますが、やっぱ哀川さんはかっこいい、ってかビシッとしてる。
哀川さん「さっきはこう言ってたけど今はこう思うからって変えちゃってもいいんだよ。
山田さん「男の人はそれができないんですよねー。
哀川さん「やりゃいいでしょ。
ちなみに哀川さんネタはここからですよ>私信
そして、今回一番私にとって効いたクスリはコピーライターである糸井重里さんの回。「リスペクトマン」てのが今ちょうど共感できる路線なのですよ。他力本願にはならないように気をつけたい。