◆ もういや!
ゼミ決定の内定が出ず……はふぅ、最後の選考にかけるしかない。どの先生もオタクは要らないんでしょうか?
最後はどの先生のゼミを希望しようかなぁ。面接もせず志望理由書の内容とかもまったく気にしない完全に抽選の先生。あるいは初回で選んだ先生にするか。
でも、一度落ちて二度まで落ちたら完璧にいらない子ですよね。そんな宣告を受けたら、石みたいに固まって動けなくなっちゃいますよ(涙
私は石になりかけですが、実際に石になる人もいるようで……『石ノ目』(著・乙一)読みました。四つのお話が入ってる短編集です。……なんかこの本以前に読んだ気もしたのですが、読んでないかもしれないので。
純和風な怖さを表題作「石ノ目」で味わいました。極限の恐怖ではなく、悲しみが混じった視点で見れる怖さ。『Missing』(著・甲田学人)の一人称作品……ちょっと言いすぎでしょうか?
三つ目は「BLUE」です。色んな切り口で書けるのはいいですなぁ。この一冊を読んだだけでそう思います。
ラストを飾るのは「平面いぬ。」 奇天烈な設定の割には。私にはなんとなくファウストで読んだ、乙一さんの作品の雰囲気が感じられました。
問題なのは二つ目の「はじめ」です。なんとなくこの話知ってるんだよなぁ。……とか言ってたら、ピンとくるものを思い出しました。もしかしてデスノート書いてる小畑さんが、昔漫画にしたことあったかも。