鋼の錬金術 18
荒川弘『鋼の錬金術師 18 (ガンガンコミックス)』スクウェア・エニックス,2007
進めば進むほど希望が少なくなっていくような重たい雰囲気もあるシリーズ18巻目。黒幕は一体どこにいるのやら……。
最初の驚きは、ホークアイ中尉に危険が!? な場面ですね。あそこはぎょっとしちゃいましたよ。ある意味人質代わりで安全だと思っていたので盲点をつかれました。
そして、同じく人質になってるウィンリィもどうなるか興味津々でしたが、スカーも絡んできてこういう展開になるとはねー。やっぱ面白いや。
ウィンリィとかアルの発言がこんなに頼もしく感じられましたね。戦局は絶望的ですが、一人ひとりは希望を捨ててないのが唯一の救いです。また、アームストロング少将の情けも気が利いています。
そんなこんなで、吹雪にも助けられてようやく反逆の狼煙を上げたと思ったら、また逆風が吹き始めるからやってられない。うわー毎度のことだけれども、どうなるんだこれは。