神の雫⑨
オキモト・シュウ『神の雫(9) (モーニング KC)』講談社,2006
十二使徒と神の雫を探すシリーズ九巻目。まずはワインを飲まないと言ってはばからない後輩に、一口飲ませようと画策する話。後輩くんの移り身の早さには笑いました。
続いて、息子の日本人の娘との結婚を認めない、フランス第一主義的な考えを持つ親父に、何とか良さを知ってもらおうとする話。料理系の漫画とかではよく見かける王道の展開ではあるけれども楽しかったです。
その後には、神崎の先輩の話もポロリとあります。小粒だけれども悪くないですな〜。
最後は第三の使徒を巡った勝負の幕がきって落とされます。砂漠で出合った少女・ローランがこの後も物語に関係してくるようですね。遠峯とローランの関係の変化にも要注目かもー。
