ライトノベルで読書感想文を書くための七つの道具(仮)
前回の話
前回にもちょっと触れましたが、感想文を書くためには自分を語ることも大切です。そんなわけで今回の道具は「バックミラー式メガネ」です。まあ、後ろが見える眼鏡としましょう。本の感想を書くときは、読んでいる本だけを見るのではなく、ちゃんと後ろというか自分の周囲の環境にも目をやったほうがいいと思います。
あらすじを抜き出すだけでは感想文とはいえないし、本当に思ったことだけを書こうとしてもうまくいかないと思います。そこで出てくるのが自分語りです。つまり、主人公の行動に共感した部分があれば、それと自分を照らし合わせて書くわけです。
例えば、物語の中で主人公がいじめられている子を助け出すよな話があってそこを書きたかったら、「わたしもいじめを止めさせたことがある」とか「友人がいじめられているのを見てみぬふりをしてしまった」などの経験談を書き、さらにそこでどう思ったかを書くのがベストかなと。文字数も稼げるし、内容も充実したものになります。本を読んでどう思ったか、というよりは、自分の経験をどう捉えているか、が重要なのかも知れません。
ちなみに、この手段はブログのようにネット上で書くときは注意が必要です。下手に書きすぎると個人情報が駄々漏れしますんで。……ライトノベル関係ないな。