ラブxシリアス


矢沢あいNana (16) (りぼんマスコットコミックス―クッキー (1707))集英社,2006


配役が多少変わるものの、映画の第二弾も決定した漫画。初っ端から暗い雰囲気で始まってます。ほんと安心させてくれない漫画ですよね。この巻も問題が爆発はしないまでも、負のエネルギーがどんどん温められ成長していっているように思います。ここまできてようやく気づいたのですが、ナナの背景って写真の取り込みがわりとあるんですね。前からそうだったっけ?
奈々とナナの役割がまったく逆になってきたのも、こういう物語の見所ですな。奈々に関連して、タクミがいいキャラだと思え始めてきました。昔はそれほどでもなかったのに。ちなみに私の今回のベストショットは八十三ページの下のコマで妊婦体操をしている奈々の表情です。なんとなく素敵。
特別編のノブはノブだなって感じ^^素直だから後を追っていき、可愛がられてるように思い、ノブの気持ちに反して捨てられ、でもすぐにまた誰かについていく……これってまさしく犬じゃまいか!? そこがあなたのいいところですが〜。