田代裕彦平井骸惚此中ニ有リ〈其3〉 (富士見ミステリー文庫)富士見書房,2004


筮肉先生という新たなキャラも出てきましたが、彼と平井先生の探偵談義も絶好調。
筮肉先生以外にも今回新しく太一の幼なじみ、翠子ちゃんがでてきます。この子に誘拐の嫌疑がかけられてしまうのですが……そんなわけで、今回はお嬢ちゃんたちも前面に出てきます。
おなじみの涼嬢と撥子嬢の姉妹に太一の幼なじみまで出てくる大盤振る舞い^^ツンデレ男装やら袖をクイクイする妹やら結婚の約束したでしょな幼なじみ。太一がうらやましいよ。報われなさそうな撥子嬢くらい私にください!
このシリーズも三巻目ですが、時々後退しながらも成長する太一くんを見守るのがいい感じ。事件解決に向けて不恰好ながらも奔走する太一君はかっこいいねー。締めは先生だけど、そんなところも含めてよい。
文調と事件の動機は変わらずの骸骨風味。話の展開ではもちろんドキドキはしますが、作品レベルでは安心して読めるのでよかよか〜。でも、後二冊しか残ってないんだよね。ゆっくり味わおうと思う。
小説の話や就活の話(笑)だけじゃなく、実際に起こった事件も案外謎に包まれてるの多いです。それを記録してる人もいます。ありがたいことです。そんなサイトさん。「無限回廊