◆ 便乗便乗

ただひたすらに小説を書き進めている日。とくにおもしろい出来事はありませんでした。
一度だけ本屋に行くため部屋を出ました。電撃hp(Vol.37)と電撃と富士ミスを二冊ずつ。富士ミスの二冊は、今回のもえたん課題本。
書くこともないので、高名瀬研究室さん【サイト】に便乗して、私も第4回「電撃Short3」グランドチャンピオン大会の感想なんか書いてみましょう。(下の八つの作品は、電撃文庫&hpのホームページへ行くと読めます)
そもそも今回は、時間「最後」場所「海」人物「一番」をテーマに物語を作るのですが、私はシリアス系しか想像しなかったんですね。だから、トップバッター之雪さんの「人魚の伝説」を読んで驚きました。コメディですか。でも、まとまっていていい感じ。一番オチが読みにくかった作品。と言うか、オチがあるとは思ってなく、伏線に気づきませんでした(汗)
続いて、ででんさん【サイト・ででんのでん!!(仮)】の作品「非常食」は始まりから終わりまで、すべてがででんさんぽい感じでした。かつ、ででんさんしか書いちゃいけない、と思ったのは私だけでしょうか? と言うか連続でコメディですね。
夜桜赤人さんの「Perceive」は一転して恋愛物。ひねりとか、オチらしいオチはありませんが好きです。全体的にこういう話が多いかと思ってましたが、そんなこともなかったですし、現時点で投票するのはこの作品かな。
夜桜さんだけではありませんが、グラチャンでは奇を狙う人は少なくて、自分の持ち味をそのまま出した作品が多いようです。私もそうですが、やっぱり自信がもてるのを送るんでしょうね。当たり前ですか?
脱線しましたが、四番目は神澤遊【サイト・=年中無営=】さんの「逃げない魚」です。この作品は、私の書き方とすごく似ている気がしました。特に地の文とか話の流れが。参考にしときたいです。
五番目は水沢あきとさん【サイト・かずら橋】の「海賊船の襲撃」です。終わり方はエントリー作品の中で一番丁寧だなと思いました。余韻を残しながらも、物語の中の世界から読者を引き上げてくれる最後が素敵です。
六番目は河東鐘人さんの「選択」です。ショートショートで叙述をやってくれたので、それだけでも拍手。
七番目は高名瀬隆世さんの「僕らはみんな生きている」です。電撃Short3らしいショートショートですが、惜しくらむは高名瀬さんの作品を読みすぎていた自分。
最後はあやのこねこさん【ブログ・実録★日誌。】の「樹になった話。」です。自分のストライクゾーン直球ど真ん中がきました。好みの作品です。でも、テーマの「海」がどのへんに使われているのか分からず……。理由が分かったら、投票は変えるつもりです。

こんな感じ。ついでに、ホームページ持ってる作者さんがいたので捕捉(トラックバックとか)しておきました。
電撃Short3をやっていた海賊団のコーナーが、今回で最終回の模様。まあ、リニューアルなのでまた復活してくれると信じてます。
そして、ガウガウわー太の総集編も最終巻でした。