◆ 陽気なギャグが地球を空回す

午前中に二人の珍客が。一人目はコミケのカタログを置いていきました、というか借りました。ありがとうございます。初めて見たんですが、むちゃくちゃ分厚いですね。なんか先が思いやられます。三日間まともに動くことができるんでしょうか? 少なくとも雰囲気だけでも味わってくる、くらいの感じじゃないと死にそうです。
二人目はチャイムに気づかず二時間ばかし外に締め出してました。すいませんm(-_-)m
家族計画を修正してもらいまともに動くようにしていただきました。ありがたいことです。ついでに音楽サイトを教えてもらいそこで、「ave;new」(サイト)と「天誅」(サイト)の曲を聴きました。「ave;new」は曲のかなりいいです。I`veが好きな人なら好みのタイプでしょう。「snow of love」を繰り返しで今聞いてます。「天誅」のほうはオタクを歌う打ち込み系のグループで、笑えます。曲とかより歌詞がぶっ飛んでるので(^^)
笑える本もついでに貸してもらっていたので、読みました。
陽気なギャングが地球を回す


伊坂幸太郎陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)祥伝社 ,2003


四人組の銀行強盗が逃走中に現金輸送車襲撃犯に出会わせ、盗ったお金をさらに盗られるという「事件」が起きるという話。ただ笑えるだけの話ではないです。第一章の前に序文みたいな感じで、銀行強盗が四人組である必要性が書いてあるのですが、ここで好みが分かれるかもしれません。全文このテンションで書かれているので、最初が受け入れられなかったらだめですが、もし最初の文が気に入ったのなら最後まで裏切られることはありません。
ストーリー的にはどんでん返しがあるし、裏切られるのですが。
バッカーノ!
タイトルどおり陽気なギャングが出てきます。こいつらが面白い。成田良悟さんの「バッカーノ!」シリーズに出てきても、まったくおかしくないキャラたちです。と言うか、ライトノベルのキャラ以上にあくが強いです。
全体通して会話が多いです。この会話がウィットの富んだものになってます。まあ、会話してるのが一癖も二癖もあるやつらなので必然ですか。ひねくれすぎてます。
「カバと人間を一緒にするだなんて!」も一見普通の言葉ですが、過激な動物好きがいうとまったく違った意味になるんですよね(笑)
最後も爽快です。ある意味「オーシャンズ11」みたいな感じかなあ?