◆ 気づいたらバイトの時間。困った


 今日大学まで自転車漕いでたら転倒したしました。なさけない。

 ただいま、なにかをやろうと思っても、だらけてしまう時期です。なさけない。

 私はこんなとき、気の強いお姉さんに厳しく言ってもらいたいです。なさけない、と罵られたいです。ちょっと嘘です。

 そんな気の強いお姉さん&妹が出てくる小説『空の境界 下』(著・奈須きのこ)読み終わりました。分厚いですが一気みです。

 上を読み終わってからずいぶん経ってたので(日記で確認すると8/20)伏線や設定なんかを忘れちゃってるんじゃないかなぁと思っていましたが、読み始めたら奈須ワールドに引き込まれました。迷い始めた私を力強く引っ張ってくれたのです。これが新伝奇なのかよく分かりませんが、すばらしかったです。

 人気がない作品だったら上巻でやめていたかもしれませんが、下巻も読んでよかったと本当に思います。

 忘れていた設定をすぐさま思い起こさせてくれた「矛盾螺旋」 妹の鮮花が活躍する「忘却録音」 そして物語の結末を飾る「殺人考察(下)」 最後の引き締め役「空の境界」 で構成されています。どれも一級品です。

 物語的には「忘却録音」が一番好きですね。ヲタですから^^ 矛盾螺旋の橙子とアラヤのやりとりも興味深い。殺人考察で恋愛を。そして、前章のそれに最終章で深みを与えています。

 そしてタイトルに還って物事の「境界」とは? ……頭のいい人にその答えは聞いてみます、わかんないから(ノ-o-)ノ

 表面的なストーリーは私の創作心を揺さぶるものでした。して、時期が経ってから、部分的なパーツに分けて読み込みたい。