◆ 自室を出よう!

 今日もバイトだけれど、終わったら火曜から木曜がお休みなので何とか生き抜く努力をしました。しかし、月曜のラーメン屋ってのは本当に暇だなぁ。

 そして、三時の帰宅に成功して寝る前にパンを食べようと思ったのですが……トースターに入れて、焼き上げてそのままにしてしまいました(汗

 朝にパンを焼こうと思ったら、妙なデジャブを感じたので思い出したのですが、問題のパンはどこにもいませんでした。家族が食べた(あるいは捨てた)のかしらん……。

 この「パン置忘れ事件」の犯人(私)と意外な動機(忘却)は明かされました。『学校を出よう! VAMPIRE SYNDROME』(著・谷川流)でも、事件の謎が解明されます。

 シリーズ物語のまとめ方が随一の谷川さんですが、この巻でもその力は発揮されています。

 そういえば、シリーズ物のキャラクターは人間関係(特に男女関係)が変わっていってしまうものですが、「学校を出よう!」シリーズにおいては特に変化ありません。初期設定とそんなに変わらないんですね。変わらないのはシリーズとして読む醍醐味がありませんが、ゆったり変化がこの物語にみょうにマッチしていて。特に脇役のまったり心理変化が絶妙です。誰が(シリーズにおいて)脇役か微妙なところですが。

 一番ののらりくらり運転は『まぶらほ』でしょうかねぇ。とにかく、早くも新たな展開が気になる『学校を出よう!』シリーズでした。