◆ ハサム男


 犬も食わぬやらなんやら。今日はアップダウンの激しい一日でした。麻薬をやるとこんな風に気持ちの上下が厳しくなるのかなぁ。

 今日はバイト先、なぜだか混んでいました。このととろこはすいてただけに、久しぶりに動きまくってつらいです。腰が痛いです。

 餃子が入ったトレイを外に出そうとしたら、閉まりかけていたドアに気づかず指をはさみました。指も痛いです。

 そんな痛みとは比べ物にならないであろう被害者は、首にはさみを突き立てられてます。『ハサミ男』(著・殊能将之)内の事件にて。

 ある連続殺人鬼が、自分の事件の模倣犯を追っていくこの本。素直に読みましょう! うがった見方をして読むべきではありません。

 狂気的なシリアルキラー、理知的なイシ。この二人の存在のカケアイもおもしろいです。うざくない程度に含蓄を含んでます。

 ミステリの感想を書くと、どうしてもヒントになってしまうのでいけませんねぇ〜。

 やっぱりミステリは、「真犯人は誰なのか」を考えるのが醍醐味です。 

 ちなみに、この小説は今年末に映画化されるみたいです。