◆ 十八の夏、初めてKanon(PC版)を

 台風も去ってしまうとあっというまですね。今回の被害はすごいみたいですが、家の近くはなんともなくて幸いです。

 なんか最近日記の更新が続いてる(本来の日記なわけだが)これ書く暇あったら勉強しなさいと言ってやりたい。自分に(ノ-o-)ノ まあ、最近は暇があったら小説書くようにしてるから、パソコンの前に座ってることには変わらない予感でねぇ。

 電撃大賞の締め切り4/5?に向けてがんばってまふ(ファウストはどこいった)

 ミステリを書いてるんですが、あまり書かないし読まないしそもそも長編は初挑戦だし、と困っとります。だったらほかのジャンルを選んどけ!……?

 ミステリを書くために図書館から借りてきた本(理由は後付け)の一冊『推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ2002』(日本推理作家協会編)のまず最初の五編の感想を順番に。ちなみにこの本には二十個の物語が入ってます。

『都市伝説パズル』(著・法月綸太郎) タイトルを裏切らず、純粋にパズルみたいな物語。法月さんの名前は知ってましたが、読むのは初めて。途中の推理まではミステリ初心者の自分でもできましたが、最後に裏をかかれた……詳しい人なら解けそうです。きれいにまとまっていて読みやすい。

『十八の夏』(著・光原百合) てっきり推理ものだと思い読み始めたので、ちょいとびっくり。簡単には終わらせてくれません。

『桜の下の七分咲きの下』(著・倉知淳) 猫丸先輩シリーズらしい。前の二作と違って、ほのぼの進行でゆっくり進みます。最終的に明るいだけになるわけではないのですが、猫丸先輩がどことなくつかみどころがなくて、先輩ペースに乗せられてしまいますな。

『十八面の骰子』(著・森福都) 今度は中国っぽい雰囲気です。三国志とかの場面がなぜか浮かんできます。これはシリーズ一作目とのこと。漫画だと『新暗行御史』(著・尹 仁完 イラスト・ 梁 慶一)が近いかも。

『エンドコール・メッセージ』(著・山之内正文) 話がいいほうへいいほうへと流れていきます。どんでんがえしが! というよりは、丁寧に主人公の心の流れを追っていった作品ですねぇ。