本の姫

“本の姫”は謳う〈4〉

多崎礼『“本の姫”は謳う〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)』中央公論新社,2008 シリーズ感想 多崎礼さんの作品感想 レッドとの対決が刻一刻と迫ってくるシリーズ最終巻。ホームグラウンドであり、アンガスの大切な人たちも多数いるバニストンを舞台に、レッドが…

“本の姫”は謳う 3

多崎礼『“本の姫”は謳う〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)』中央公論新社,2008 シリーズ感想 多崎礼さんの作品感想 セラがしゃべり始めてから賑やかさも倍増した、スペル収集の旅を綴ったシリーズ3巻目。表紙を飾っているセラですが、「乙女の一世一代の告白を…

〈本の姫〉は謳う 2

多崎礼『“本の姫”は謳う〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)』中央公論新社,2008 シリーズ感想 多崎礼さんの作品感想 特殊な本である「姫」と本の持ち主であるアンガスの話、そして聖域の住人・アザゼルの話が入れ替わり登場する物語。故郷での話を読んでいると、…

<本の姫>は謳う 1

多崎礼『“本の姫”は謳う〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)』中央公論新社,2007 多崎礼さんの作品感想 古の力によって作られたといわれている本によって、精巧な物語を再生することができる世界を舞台に、本の中にいる姫と少年・アンガスが文字を回収する旅を描…