2008-09-07から1日間の記事一覧

みすてぃっく・あい

一柳凪『みすてぃっく・あい(ガガガ文庫 い 3-1)』小学館,2007 一柳凪さんの作品感想 直線でさえ迷ってしまうんじゃないか……となにやら不気味な書き出しで描かれるリリカルミステリ。ひらがなのタイトルの表すように丸っこい印象。deltazuluさんの感想を読ん…

みすてぃっく・あい/一柳凪

柘榴!!柘榴!! せりかがかわいすぎるだろ。むひょ〜〜〜。 ミステリアスな雰囲気を出しつつ百合ははずさないってどういうことよ!?タイトルをひらがなに変えたのが効果的だったのかしらん。 もうカレーを陵辱したせりかに爆笑させてもらった!隠し味入りの…

みすてぃっく・あい

本日の名台詞 「だ……て、柘榴、食べさ……てくれるって、ゆったじゃん……」 タイトル:みすてぃっく・あい(ガガガ文庫 い 3-1) 作者 :いちやなぎなぎ:一柳凪 絵師 :狐印 第1回小学館ライトノベル大賞<期待賞>受賞作。 「虚数の庭」という本に巻き込まれる…

みすてぃっく・あい

百合の皮をかぶった幻想文学。あまりにも属性重視なキャラ設定に目が行きがちだが、本書の本質はそこにはない。個性的な登場人物はいわば隠れ蓑である。文学への挑戦状がここに隠されているのだ。 それがもっとも直接的に語られているのが、この事件に対する…

みすてぃっく・あい

みすてぃっく・あい(ガガガ文庫 い 3-1)作者: 一柳凪,狐印出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/09/19メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 283回この商品を含むブログ (51件) を見るわたしはこの本を読んで、蝶子ちゃんにすっごい共感した! だってわたしも…

みすてぃっく・あい

一柳凪さんの物語を読了。個性豊かな登場人物が面白かったけど、部長さんをもっと出してくれたらもっとよかったな。でもページ数の制限があるから難しかったんだと思う。 そこかしこに奇妙な文章があって不安を煽ってきた。何かの象徴なのかも知れないと漠然…

ゆっくりメタメタしていってね!!!

いま、ライトノベルではメタが流行っているらしい。その流れに乗り遅れないようにしたい。 ちなみに下記の感想は、一柳さんの『みすてぃっく・あい』のネタバレありなのでお気をつけて。