2004-12-29 の検索結果:

ねたあとに

長嶋有『ねたあとに (朝日文庫)』朝日新聞出版,2012 長嶋有さんの作品感想大人が山小屋でくだらない遊びをして夜を過ごすだけの話。ドンジャラの牌を使って遊びを作り出した子供の頃とか思い出して、懐かしい気分にもなりましたよ。 この小説が好きな人にお勧めする3 1、長嶋有さんの小説『ぼくは落ち着きがない』くすりとするけど人間関係もきちんと描かれてるお話。→感想 2、松尾スズキさんの小説『クワイエットルームにようこそ』精神病棟での出来事を描いた作品。→感想 3、江國香織さんの小説…

猫物語 (白)

西尾維新『猫物語 (白) (講談社BOX)』講談社,2010 シリーズ感想 西尾維新さんの作品感想 阿良々木ではなく翼の語りがお茶目さをアピールするシリーズ7巻目。このネコ缶、巻からセカンドシーズンの始まりだそうです失礼かみまみた。 真面目にとぼける翼がかわいいんですよね。なんていうか、こういうの好きでしょ的なものを感じられてさらにぞくっとします。 とんだ目にあう翼ですが、ひたぎさんとのトークがよかったです。というかひたぎさん人変わりすぎ。 そうそう、間違えて八九寺の物語を先…

IS〈インフィニット・ストラトス〉 3

弓弦イズル『IS〈インフィニット・ストラトス〉 3 (MF文庫J ゆ 1-3)』メディアファクトリー,2009 シリーズ感想 弓弦イズルさんの作品感想 冷徹な軍人・ラウラがデレデレになってきたシリーズ3巻目。ラウラが所属していた部隊の仲間たちもノリよ過ぎです。こんなのばかりだったら、ISなくても世界が平和だと思いますよ。 相変わらずシャルルのつぶやきが面白い。「……と、とか言って、夢じゃ男子の服着せたくせに……」などなど、がしがしシャルルの印象が壊れていきますな〜。 終盤の決…

IS〈インフィニット・ストラトス〉2

弓弦イズル『IS〈インフィニット・ストラトス〉2 (MF文庫J ゆ 1-2)』メディアファクトリー,2009 シリーズ感想 弓弦イズルさんの作品感想 セシリアさんが表紙のシリーズ2巻目。表紙を捲ると、同じポーズでセシリアさんの生足バージョンが見れます。最高ですね。 一夏は友人の妹まで誑かしているなんて半端ないな。男子一人という学園での希少性ではなくて、もうこういうモテにモテまくった人生を送る運命を授かっているとしか思えない。そしてスルー力も半端ない。 セカンド幼なじみの、「な…

小さな魔女と空飛ぶ狐

南井大介『小さな魔女と空飛ぶ狐 (電撃文庫)』アスキーメディアワークス,2010 南井大介さんの作品感想 徹底的に狡猾な飛行が得意なエースパイロット・クラウゼが、戦争を終わらせる切り札として登場した天才少女・アンナリーサのお守をする話。表紙で惚れました。カルテットとか懐かしいな〜。 圧倒的な兵器を作ることによる殺戮への加担による罪悪感との葛藤や戦争による復讐劇などがありますが、肝はクラウゼとアンナリーサ掛け合いですね。クラウゼがアンナリーサを手なずけていく過程が見所。 キャラ…

狼と香辛料 15

支倉凍砂『狼と香辛料〈15〉 太陽の金貨<上> (電撃文庫)』アスキー・メディアワークス,2010 シリーズ感想 支倉凍砂さんの作品感想 ホロとロレンスの旅もいよいよ最終章に突入したシリーズ15巻目。相変わらずロレンスさんはホロとの距離感に戸惑われているようです。 ホロの仲間と関係があると思われるミューリ傭兵団との邂逅があり、デバウ商会にも不穏な動きがあったり、念願の店を構えるチャンスができたり。 あまりにもおいしい話がころころ転がっているので不気味なのですが、裏を探ろうとす…

この中に1人、妹がいる!

田口一『この中に1人、妹がいる! (MF文庫J)』メディアファクトリー,2010 田口一さんの作品感想 父の遺言に従い社長になる特訓を受けた将悟の物語。将悟を待ち受ける最後の指令が、高校卒業までに生涯伴侶とする女性を見つけること。 面倒見のいい心乃枝や筋金入りのお嬢様な副会長・凛香、ツンツンなクラスメイト・雅、眼鏡魔女シスターの芽依などの女の子が登場します。 次期社長のオーラがなせる技なのか、あっという間に女の子たちと仲良くなっていきます。ただしトラップがあり、この中の1人は…

SH@PPLE―しゃっぷる―(2)

竹岡葉月『SH@PPLE―しゃっぷる―(2) (富士見ファンタジア文庫)』富士見書房,2008 シリーズ感想 竹岡葉月さんの作品感想 男女交代して学校に通う双子姉弟、雪国と舞姫の話。今回は舞姫つながりでエリスというキャラも登場しますよ。シリーズ2巻目の今回は温泉旅行での顛末が描かれています。 逆転生活を送っていれば色々とトラブルはつきものですが、女装して美少女然とした雪国は行きずりの男子高校生をトイレに引き込んだり、金髪マダムに過激な挨拶を飛ばしたりとやりたい放題ですね。 弟…

ふたりの距離の概算

米澤穂信『ふたりの距離の概算』角川書店,2010 シリーズ感想 米澤穂信さんの作品感想 古典部に新入部員・大日向が入り込んでくるものの、突然入部しないと宣言する話。原因が千反田にあるようなので、理由を探り絡まった糸を解きほぐそうと、省エネ志向のホータロウがマラソン大会の最中に奮闘します。 大日向の「三本お願いします」は思わず吹いてしまいました。大日向もいい性格してて古典部にも馴染むと思うんだけどな〜。 全体渡って提示される謎はその宣言の理由ですが、新入生勧誘のテーブルの割り当…

生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4

葵せきな『生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4 (富士見ファンタジア文庫)』富士見書房,2009 シリーズ感想 葵せきなさんの作品感想 あいもかわらず生徒会室美少女だべり劇場シリーズ4巻目。 占いの話では、知弦さんが提案した握手占いに笑った。ハーレムハーレム言ってるわりに杉崎も大したことないなと思いつつ、知弦さん相手ならドギマギしてしまうのも仕方ないか。手のひらで踊らされていても本望です。 夢を語り合おうとする話では、深夏がかわいかったです。子供のころの夢そのものがかわいいの…

ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・すりー

新井輝『ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・すりー (富士見ミステリー文庫)』富士見書房,2007 シリーズ感想 新井輝さんの作品感想 不思議なマンションに住む刻也とその彼女・鈴璃の話で始まる三冊目の短編集。見開きのカラーイラストが好き。綾の下着が理由じゃないよ! 鈴璃と綾の間で語られる「えっちな男が嫌いかどうか」の話題の行方が気になります。そしてその結果、めぐりめぐってかなり間違った自分の話題を、鈴璃の口から聞くことになった刻人が不憫だー。 2話目はツバメが健一…

付喪堂骨董店〈5〉―“不思議”取り扱います

御堂彰彦『付喪堂骨董店〈5〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)』アスキーメディアワークス,2009 シリーズ感想 御堂彰彦さんの作品感想 初っ端のやりとり「だからその連絡したい人って誰?」に吹いた。このシリーズの、繰り返しによるくすぐりはかなり好きなのです。シリーズ5巻目。 運、不運をコントロールできる問題のアンティークを、誰が使用しているのかを探る「幸運」2章で連続している、悪意を封じたという壷の話が展開される「希望」と「言葉」 相変わらず話の締め方はゾクッとしたり、も…

ココロコネクト ヒトランダム

庵田定夏『ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)』エンターブレイン,2010 庵田定夏さんの作品感想 つぶやき感想 文化研究部に所属する高校生男女5人に突然起こった謎の現象にまつわる物語。心と体の入れ替えですね。ラノサイ杯で見かけて手にとりました。もう読んでて頬が緩んで仕方ないのです。 男の子2人が女の子の姿になったとき、言って貰いたいセリフを携帯で撮影するとか、文明の利器及び不可解な現象さえ活用してて楽しいな。この羞恥プレイは私の心も存分に潤してくれました。動画希望…

IS(インフィニット・ストラトス)

弓弦イズル『IS〈インフィニット・ストラトス〉 (MF文庫J)』メディアファクトリー,2009 シリーズ感想 弓弦イズルさんの作品感想 女性にしか反応しない兵器・ISの操縦者を育成する学園に入学した、ただ1人の男子・一夏の話。ブレインさんにおすすめされたので読みました。 設定が設定だけに、主人公の一夏を慕う女の子がオンパレードでにやけます。一夏が朴念仁というかにぶにぶちんなので、あまりの仕打ちにヒロインたちの心情がポロリポロリと吐露さるとニヤニヤできるんですよ。 幼なじみの箒…

ほうかご百物語 9

峰守ひろかず『ほうかご百物語 9 (電撃文庫 み 12-9)』アスキー・メディアワークス,2010 シリーズ感想 峰守ひろかずさんの作品感想 イタチさんとの嬉はずかし共同生活が始まるものの、イタチさんの体に重大な変化が現れ始めるシリーズ9巻目にして完結編。幽霊部員・穂村の秘密も明かされますよ。 寝ているイタチさんの体が撫で回される話は、真一が容疑者になっても仕方ないわな。また、心を読み取る妖怪が登場するなど、人間関係にいい意味で刺激を与える要素もあり楽しく読み進められます。 …

本当はエロい七花、時跳び!

久住四季『七花、時跳び!―Time‐Travel at the After School』アスキーメディアワークス,2010 本当はエロいシリーズ感想 久住四季さんのエロい作品感想 タイムトラベルをすることが出来たら、歴史や運命を変える事だってできるわけですが、エッチなことにしか興味がない健全な男子高校生なら、そんな大それたことは考えませんよね。 カップラーメンどころか、女の子を落とすために時間をかける必要もなくなるわけです。ひたすらエッチなことばかりを繰り返すのかな。 「プ…

恋する鬼門のプロトコル

出口きぬごし『恋する鬼門のプロトコル (電撃文庫)』アスキーメディアワークス,2010 出口きぬごしさんの作品感想 高校生になったばかりの、たまもの口語体の文章が特徴的な文章です。結構エキセントリックな性格のようで、「巨乳でいらっしゃる。超高校級でいらっしゃる」など自由気ままな文章は徐々に愛着が湧いてきます。 他の登場人物はマルタとクレタの姉妹など。腐女子な一面はところどころ描かれていましたが、ネット上では赤裸々に語っていて笑った。本心なのか、裏があって演技してるのか怪しんで…

クロノ×セクス×コンプレックス〈2〉

壁井ユカコ『クロノ×セクス×コンプレックス〈2〉 (電撃文庫)』アスキーメディアワークス,2010 シリーズ感想 壁井ユカコさんの作品感想 オリンピアの「浮気者」のつぶやきやサンドラの「三人でいたしましょう」発言など、今回も女の子による女の子のための甘い日常が描かれると思っていたら、大股開きでパンモロなど男の子を誘惑し始めたミムラの物語。 突っ走り傾向のある男の子・バーニーとの絡みが多かったです。TSものの醍醐味は、男の子なのに女の子の生活に入り込み興奮するだけではないので、…

キケン

有川浩『キケン』新潮社,2010 有川浩さんの作品感想 家を崩壊させることも厭わなさそうなキケン人物・上野が部長を務める機械制御研究部、略して機研の賑やかな日々を描いた作品。どの場面でも、出演者は特別な訓練を受けていますと但し書きをしなきゃいけないレベル。 すちゃらか燃えコメディの場合、大抵ライバルを人間的に下へと位置づけることで爽快感を出していますが、今回に限ってはお前がいうなと突っ込みを入れたくなりますよ。 その分、上野とコンビを組む副部長・大神はいい男っぷりを存分に発揮…

人類は衰退しました 5

田中ロミオ『人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫)』小学館,2010 シリーズ感想 田中ロミオさんの作品感想 人類に代わって妖精さんが跋扈する世界を描くシリーズ5巻目。甘いこんぺい糖に混じって、ときどき遅発性の毒が隠し味にされております。今回の2編は、理由が異なりますがどっちもこれまでとは異質な印象。 「ひみつのおちゃかい」たびたび単語としては登場していた「学舎」での出来事。謎かけの洗礼を受けるたりYや巻き毛と出合ったり。 不遇な時代を耐え、お菓子ちゃんとしてのばら会で人気者…

ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス

川原礫『ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)』アスキーメディアワークス,2010 シリーズ感想 川原礫さんの作品感想 フェアリィ・ダンス編が完結するシリーズ4巻目。ゲーム内で素敵にコンビを組んでいる兄妹の関係がいつ発覚するかも見ものです。 釜で煮られるなどもゲーム内では再現されているそうで、私は手を出したくないなと思いましたが、グッドタイミングでイベントに遭遇かつ行動を寸分たりとも間違えないキリトほどのチート的なラックがあれば問題ないか。 最終決戦で…

本当はエロくない多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん

入間人間『多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん』アスキーメディアワークス,2010 本当はエロシリーズ バカップル2人が校内で色々とエロい罰ゲームがついた遊びに興じる物語が、あまりにも面白かったので私も秘密の暴露合戦をやってみようと思いました。一部誇張表現ありですが、キンモー☆

“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕

高木敦史『“菜々子さん”の戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 (角川スニーカー文庫)』角川書店,2010 高木敦史さんの作品感想 本名を呼ばれると暴れてしまう奇病を患っている”菜々子さん”が、ある事件の真相を告げ始めます。deltazuluさんの感想を読んで手にとりました。 事件そのものよりも、謎に満ちた菜々子さんが魅力的です。「そりゃ残酷よ。子供だもの」なんてませた言葉を吐きつつ、お澄まし口調なども使うものの、子供っぽくて負けず嫌いで、くだけた表情も見せてくれます。 それらも全部「…

多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん

入間人間『多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん (電撃文庫)』アスキーメディアワークス,2010 入間人間さんの作品感想 黄鶏くんと後輩なお姉さん・多摩湖さんの部活話。本当にそれだけの話なのですが、初っ端の「脱衣ポーカー」ではブラをはずすとかとんでもない心理戦が展開されています。 それだけでも私としては満足なのですが、秘密をかけた戦いに突入してからはもう目が離せませんでした。相手を目の前にしてキスの練習してましたと暴露するとか、なにこの羞恥プレイ。やってみたい。 そんなわけで、暴露…

胡蝶の失くし物―僕僕先生

仁木英之『胡蝶の失くし物―僕僕先生』新潮社,2009 シリーズ感想 仁木英之さんの作品感想 のらりくらりと歩き続ける王弁と僕僕の旅を描くシリーズ3巻目。今回は僕僕たちを狙う凄腕の殺し屋集団・胡蝶に所属する劉欣が登場します。 楽したがりな王弁が、発情するかしないかの話などで僕僕にやり込められるのは、いつものことながら見ていて気持ちいい。妖艶な姿に変身した僕僕を見て、あんにゅいな気持ちになってしまう王弁くんもかわいいですねー。 劉欣の親の話が出てくるなど、構成的にはオーソドックス…

ほうかご百物語〈7〉

峰守ひろかず『ほうかご百物語〈7〉 (電撃文庫)』アスキーメディアワークス,2010 シリーズ感想 峰守ひろかずさんの作品感想 経島先輩の語りも鉄壁のパターンとなってきたシリーズ7巻目。前巻で騒動を起こしたフィルくんの悩みも美生先輩の癒し光線で和らぎますが、イタチさんが普通の女の子に戻ってしまうからさあ大変という話です。 イタチさんのテニスウェア姿がまぶしいです。つか、自分の欲望に忠実な真一も素敵ですが、策におぼれておぼれちゃうとかバカなの。 しかしそれ以上に破壊力あったのは…

食卓にビールを 6

小林めぐみ『食卓にビールを〈6〉 (富士見ミステリー文庫)』富士見書房,2007 シリーズ感想 小林めぐみさんの作品感想 酔っ払ったかのような物語を味わえるこのシリーズも最終巻です。最終巻でもいつも通りですけれどね。感想もいつも通り淡々とー。 「養殖篇」動物の進化を目のあたりにすることが出来る話。大人しく捕まって下さいと哀願するおじさんがシュールです。なんでもないことのように説明されてもー。 「太陽電池篇」小学生のフリーダムな自由研究を眺めてる娘さん2人の話。ラフな口調で軍事…

wonder wonderful 下

河上朔『wonder wonderful 下 (レガロシリーズ)』イースト・プレス,2008 シリーズ作品感想 河上朔さんの作品感想 突然迷い込んだ異世界で、妹を救うためになんちゃって魔性の女になるこかげの物語シリーズ下巻。いたずらを仕掛けるときにわくわくする人って大好きだな。異世界という舞台設定のせいか、やたらと大仕掛けなものですが、いたずらは大きなほど面白いとも。 王様なのに王様扱いされないザキくんが不憫だ。う〜ん、私に限らず今の日本で王様という存在を実感できないから、仕…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 5

伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈5〉 (電撃文庫)』アスキーメディアワークス,2010 シリーズ感想 伏見つかささんの作品感想 黒猫が後輩になる衝撃の展開で幕を明けるシリーズ5巻目。まあ、黒猫は黒猫なのでファーストコンタクトはともかく、急に親しくなるわけがなく、みしりーな上に壁があるというかツンですけどね。 この黒猫の対処を巡って、涙目になって京介に助けを求める麻奈美ラブ。 注目株の赤城の妹・瀬菜も初登場だったのですが、予想に違わぬ病気具合です。普通の女の子とし…

少女怪談

藤野千夜『少女怪談』文藝春秋,2008 藤野千夜さんの作品感想 かわいらしくも怖くもない印象を受ける奇妙なラインの短編集。 「ぺティの行方」勝手に犬を連れ去る少女・みどりの話。かわいらしいイメージとは裏腹に、ゴーイングマイウェイを貫き通しているわけで。 表紙のイラストの印象を見事に裏切られましたよ。最後のページを見るとはっきりしますが、対照的なイメージを描きたかったんでしょう。 「青いスクーター」主人公は問題の原因を知っているであろうに知らないふり。純粋だからこそ、信じ込んで…