ROOM NO.1301〈#8〉妹さんはオプティミスティック!

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コミカル4癒し3萌え3
新井輝ROOM NO.1301〈#8〉妹さんはオプティミスティック! (富士見ミステリー文庫)富士見書房,2006
シリーズ感想
新井輝さんの作品感想
時間は経ったけれども、日奈は日奈、佳奈は佳奈のまま変わらないんだなとプロローグを読んで思いました。不思議なアパートシリーズ8巻目。
芸能人になっていたり身分は変わっても、本質的には変わらないものなのかも知れません。シーナ&バケッツにテレビ取材が入り、健一の才能にも光が当たりますが、果たしてどういう風に物語は進んでいくのかな〜。


Fカップ暴露のツバメの暴走は変わらずですが、シーナの妄想も爆発しています。押すだけでなく引きも重要なのはわかりますが、焦らし作戦で自分の胸を揉み始めエッチな女の子になるとかどんな論理なのでしょうか。
と思っていたら、佳奈が健一に胸が大きくなり始めていることを打ち明ける展開が待っていたので驚きました。みんなおっぱいおっぱい連呼し過ぎ。忘れていましたが、このシリーズは変態エロコメ小説でしたね。


喫茶店のマスター・早苗さんも、「普通の子が苦手で変な子が好き」発言など楽しそうなお人です。早苗さんや波奈さんなど、大人の露出が増えてきた印象もあります。綾や蛍は健一の毒牙にかかっているのでノーカンで。
普通なことがいいことなのか、変なことがいいことなのか。このシリーズの大勢的には、普通に生きるより不思議に満ちた変な生活を送るほうが面白い雰囲気ですが、ただ一点、千夜子の存在が大きいのですよね。
千夜子が日常生活につなぎとめている感じ。そんな孤軍奮闘している千夜子ちゃんに朗報です。小さい人だけが所属している、身長制限がある美容室もあったと思います。将来の夢に向かって頑張ってください。