本当はエロい電波女と青春男

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萌え0
入間人間電波女と青春男アスキーメディアワークス,2009
本当はエロいシリーズ感想




過去の自分に別れを告げ、まっとうな高校生活を送ろうとする真のお話。しかし、親戚の家にやってきた真を出迎えたのは、上半身を紐で縛った緊縛プレイをしている、晒された生足が蠱惑的なエリオでした。そんな彼女に真は一言も言及することなく、放置プレーをかまします。
とはいえ、一緒の家に住んでおり無視し続けるわけにもいきません。暴れるエリオを押さえつけて無理やり脱がし、身体を拭いたりする内に、エリオを縛るのに慣れてしまっていくわけで。しまいには、「脱げ」と命令し、嫌がるエリオの中身を晒します。
その姿から、町に出れば晒し者のエリオですが、いくら魅力的な身体でも顔を隠しているためか、気にはしているものの誰も接触してきません。それをいいことに、真とエリオは夜に二人きりで出かけて、布団をぐちゅぐちゅに濡らしてしまうような行為に耽るんですけども。


エリオの母親である女々さんからも真は誘惑されます。「私今ノーブラなのよ」甘ったるい声でベットに誘われ、女々さんに抱かれます。背中に爪をたてられたり、首筋を噛まれたり……。行為が終わったあとの、「ベットに寝転んで、鼻をひくつかせてみた。匂いがするかなー、と思ったのだ」の一文は、真の変態さがよく伝わってきます。


最後はエリオとの初体験で締めくくられます。ずぶぬれになり、骨が折れてしまうほどアクロバティックな体勢をとる二人。痛みをともなうその行為に、「夢を壊して、悪かったな」と真は謝りますが、意外に気持ちよかったからか、エリオは一つ大人への階段を上らせてくれたお礼にパンティを上げます。やはり高校生活にギャルのパンティは欠かせませんよね、嘘だけど。