依田ノート

依田紀基『依田ノート』講談社,2003
依田紀基さんの作品感想
以前、購入してちょいと囲碁熱が冷めていたので放置していたものを掘り起こしました。中級者くらいが目安なんでしょうか。
序盤の布の構想などにページが多く割かれており最後に死活の基本形が掲載されています。序盤が大の苦手な私にはぴったりだったかも。序盤は苦手ですが面白いから、眺めているだけでも楽しいですし。なんで途中で読むの諦めたんだろう。
第一章の基本理論はおさらい的な意味で再確認し、二・三章で布石や序盤戦の醍醐味を味あわせてもらいました。よく出やすい形が掲載されているので、わりと早くに役立ちましたよ。
最後の基本死活は覚えなおさなきゃいけないなと思いました。この辺りの形は考えて打つのではなく、形を覚えておくのが大切なんだとか。戦いが好きなくせに、覚えるのが面倒だと避けていたので反省です。
死活にしても布石にしても、もちろん完璧には程遠いので、パソコンの近くにこの本を置いておいて立ち上がるまでぱらぱらと捲ることにしましょう。