神の雫 18

神の雫 18  Amazon
コミカル6癒し4
オキモト・シュウ『神の雫(18) (モーニング KC)講談社,2008
シリーズ感想
オキモト・シュウさんの作品感想
第5の使途対決に決着がつく巻。二人の性格の違いがはっきりと出た勝負でしたね。でもワイン勝負の行方そのものよりも、匂わされた敗者の負けた要因に驚きましたよ。どんだけー。
高杉の話は山の険しさとは無縁なほっこりできる話でしたよ。それにしても、いつの間にみやびちゃんはドレスが似合う美人系な人になったんだろう。コミカルな仕草に惑わされて、見ていなかったからだろうかね〜。萌黄ちゃんの地味っぷりとの対比もあったんでしょうが。
萌黄ちゃんの感想は堂々としたものだったな。私だったら、あんな人前で自分の印象を朗々と語れないよ……と思ったけれども、読書の感想とかいけしゃあしゃあと述べておいてそれはないか。
そして、この巻では使途対決にこめられた意味も明かされていました。これまでのワインはまだまだ若かったってことかな。イメージだけれども、後になっていけばいくほど、雫たちの経験したことのない壁にぶつかるかも知れないわけだから大変だ。
最後は中華料理とのマリアージュ。韓国料理編とどう違うんだと思った私はかなりの知識不足でしょう。……大筋間違っていない感じも(言い訳)どちらかいうと、人間模様の行方が気になりました。