SKET DANCE 1

篠原健太『SKET DANCE 1 (ジャンプコミックス)』集英社,2007
篠原健太さんの作品感想

学園で困っている人がいたら助ける・スケット団の活躍を描いた漫画です。スケット団のメンバーは、ゴーグルで集中力を高めるボッスンに、パソコンの合成ソフトにしゃべらせるスイッチ、そして伝説の元ヤンキーであるヒメコの三人組。
キャラ紹介と事件の謎解きを絡めた一話目も面白かったし、逃げた猿と爆弾を追うばかばかしい話も心霊写真にまつわるミステリも、ペパーミント侍の味付けが濃い話も、ヒメコが過去を乗り越えようとする話も、どれも楽しかったです。
楽しいな〜と読み進めているところへ、最終話の少女漫画チックなノリにかなり笑わせてもらいました。やりたい放題過ぎるぜ。思わず何度も読み返してしまいましたよ。そしてボッスン、絵がうまいよー。

謎解きありアクションありオチもあり、コメディありありで想像以上に面白かったです。「それ町」（→シリーズ感想）とか好きな人ははまると思うんだけれどもな〜。おすすめ。