おおきく振りかぶって
ひぐちアサ『おおきく振りかぶって(9) (アフタヌーンKC)』講談社,2007
桐青の主将の話とか新しい応援団の話とかが入りつつ、次の対戦・三回戦へと話は進んでいくシリーズ九巻目です。
まずは、三回戦の相手となる試合を見に行くんですが、観戦中も楽しかった。三橋と阿部のやりとりには心温まります。ちゃんとコミニケーションとって欲しいものですよ。そういえば、監督の過去の謎にもちょい触れられていましたねー。どう転がっていくのかな。
そして三回戦。桐青よりランクが下っぽい感じで、田島の怪我のこともあってコールドを狙います。足元すくわれなきゃいいけどと思いつつ、でも確かに不安があまり感じられない試合展開で。
ただ対戦高の選手も個性的で面白いやつらばかりですね。馬鹿だけどセンス抜群の五番に、馬鹿さ加減に付き合わされるピッチャー、ほのぼのしてる主将などなど。「相手校まで応援したくなる」のコピーに納得です。
