神の雫②
オキモト・シュウ『神の雫(2) (モーニング KC)』講談社,2005
知識はまったくないがワインに対する英才教育を受けてきた雫が、父親の遺言に書かれたワインを探そうとするシリーズ二巻目。
まずはみやびが割ってしまったワインの代わりを探しに行く話。色んな謎を解きつつ正解のワインにたどり着こうとする過程は、やっぱり推理小説みたいな楽しさがありますよね。まあ、ワインの知識がないんで私自身が推理することは不可能なわけですが。
小悪魔的な魅力を持つモデルのセーラちゃんも出てきますが、これからの物語に大きく絡んできそうですな〜。
さてさて、一見寂れた職場に移動になった雫ですが、そこでイタリア長介とのバトルになります。変態なのに意外に能力がある長介が憎めないな〜。変態だけど。
バトルのためのワイン選びの話になりつつも、ちょっと脱線してワインを捨てまくるとあるレストランの話で締められています。いやはや、展開が速くて楽しい楽しい。