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六甲月千春『まおうとゆびきり (富士見ファンタジア文庫)』富士見書房，2004　Amazon

第１６回ファンタジア長編小説大賞審査員特別賞作品。
普通の生活を過ごしていた女子高生の前に突然、魔王がやってきたという話。女子高生・硝子の主観による軽い感じで進んで行き、世界を巻き込んだ戦いが始まったり命の危機が迫りますが、最後までそれは変わりません。
ある意味、人を選びそうな文章です。笑わないと損だと思いますけどね。
何でもできるけど命令されないと何もできないマニュアル人間（笑）な魔王ってのも面白かったです。
小ネタもつまっているらしいのですが、ファンタジアネタぐらいしか分かりませんでしたよ〜。ちなみに、こういうイラスト結構好きであります。

この小説が好みだった人へ、私がお勧めする③

①ノリも展開も近いものがある小説。椎野美由貴さんの『バイトでウィザード―流れよ光、と魔女は言った (角川スニーカー文庫)』強気な女学生っていいですよねｗ　（画像は１１巻）
②女の子がわいわいやってる小説。野村美月さんの『赤城山卓球場に歌声は響く (ファミ通文庫)』こちらは突然卓球の巫女になる話ｗ　（画像は４巻）
③女の子が世界を救うわなければいけなくなる小説。あすか正太さんの『大魔王アリス―アースフィア・クロニクル (電撃文庫)』ちょいエロもあるよｗ　Amazon