げんしけん ⑦


木尾士目げんしけん(7) (アフタヌーンKC)講談社,2005 Amazon


斑目たちが卒業してしまってどうなるかと思ってましたが、げんしけんは続いています。雰囲気は変わってきてるかなやっぱり。悪い意味ではなくて。
成長っぷりという点では笹原がやたら大人っぽくなったような。会長になった時点でなんとなく大きくなったという印象でしたが、それ以上にこの巻では強くなってます。
ベクトルが変わったなと思ったのは大野さん。田中と付き合い始めたころのういういしさが徐々に抜けてきて、春日部さんに近くなってかな。そう言えば、春日部さんもずいぶん変化しましたね〜。
そして、主人公的視点を持ち始めたのはおぎちん。これからどうなるのかも期待です。次巻そうそうに動きがありそうですが。
七巻最初の話で、くっちーの心理描写がなされていたのにびっくり。ギャグ(おまけ四コマとか)以外でくっちーが取り上げられたのは初めてですよね。時間があればこういう話ももっとやって欲しいんですが、無理っぽいかな。
そんなわけで、おぎちんに焦点が当たり始めたので斑目君は少々ひっこみ気味。斑目と春日部さんの絡みを見たかった私としてはちょっと残念。笹×斑とかもないし(殴)
笹原も以外にエロいなと思ったエピソードは、「(就活があるし)俺も遊んでるヒマはないな」とか言っておきながら、次のページでは一人部屋でエロゲーやってるところ〜♪しかも、エロゲーやりながらあんな連想するんでしょうか? 見るとこしっかり見てるしな! 恥ずかしいなササヤンは(殴)
エロいといえば、おまけ漫画が女の子の温泉シーンなのです。だから、コミケげんしけんを読んでる人を見たとき、最新刊が発売されて他の気づいてなかったので、始めはよくできた同人誌かと思ってしまいましたよ。裸ばっかだったし、場所が場所だけに。


この本が好みだった人へ、私がお勧めする③
③ ラブひな② ケロロ軍曹① 壮太君のアキハバラ奮闘記 四巻
①秋葉系の漫画。鈴木次郎さんの『壮太君のアキハバラ奮闘記 1 (Gファンタジーコミックス)』絵的にはポップな感じですが、ギャグ満載。つかギャグばかり^^
②オタ寄りのギャグ。吉崎観音さんの『ケロロ軍曹 (1) (角川コミックス・エース)』漫画は言うの及ばず、アニメも最高です。
③ドタバタラブコメ赤松健さんの『ラブひな(1) (講談社コミックス)』こちらも、途中で主役が変化したり、人物の与える役割が逆転してたりなどの楽しさもあります。