宮崎柊羽神様ゲーム カミハダレニイノルベキ (角川スニーカー文庫)角川書店,2005 Amazon


というわけで、神様と学生がかくれんぼをする物語です。神様を見つけられたら楽園を手に入れる権利を得て、逆に見つけられなかったら地球崩壊。なんとも豪快な設定です。神様とのかくれんぼ以外にも、不可思議な現象はありますし、日常でも毎週のように学校行事があります。すごいな。ちなみに、第8回角川学園小説大賞<奨励賞>受賞作。
謎の心霊少女(天然)だとか神様ではないけど人間でもない、かのう様とか……登場人物数はわり多いです。ちょい役でも何やらすごい設定ついてたりします。どのキャラも全力投球みたいな。主人公も冷めているようで熱血です。お約束。でも、その熱血具合は半端じゃありませんよー。シリアスと熱血のギャップが激しいのです。
③ 神様家族② とある魔術の禁書目録 5巻① しにがみのバラッド。
この小説が好みだった人へ、私がお勧めする三冊の本。
①イラストはこれと同じ七草さんです。ハセガワケイスケさんの『しにがみのバラッド。』これは『神様』のシリアス部分と雰囲気が同じかな。
②主人公の熱さを感じたいならこれ。鎌池和馬さんの『とある魔術の禁書目録』これはコメディ部分と勢いが同じ感じ。
③神様には神様なりの問題を抱えているのですよ。桑島由一さんの『神様家族』深刻な問題のわりに笑えます。
――――――――――――――――――――――――――――――
サークルホームページ ch@7
背景はAIRっぽくする予定。ナルキッソスやったときから、一度はああいうの作りたいと思っていたので、渡りに船です。