西尾維新零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)講談社,2004 Amazon


ネコソギの最終巻も気になる西尾さんがネットで連載していた小説。
なんつうか、突発的に人が死んだりするのはいつもながら。突発的といいつつ、西尾さんの小説を読み進めていれば、誰か死ぬなって雰囲気で分かってきますが。矛盾です。
双識のシスコンぶりもいいな。「私の妹にならないかい?」とか言ってみたいですよ〜。あるいは、最新のナンパがこれでしょうか? それに、ちゃっかり見てるしw くだらないけど笑えます。そしてこれに限らず、死に方の選択を迫られたときなどの、伊織ちゃんのつっこみはいい感じです。
慈恩君が戯言の主人公・いーちゃんに近い感じに思えました。登場人物紹介にもかかれてないようなちょい役ですが。
二日くらい前に書いた、とある魔術⑤のところで長台詞がどうたらとか書きましたが、西尾さんの小説の方が言いにくい台詞ありましたね。ジュゲムかよ! と、落研だった私はつっこんでみます。
それにしても、推理小説って最後に明かされるのはほとんど、さらにブラックな真相ですよね。この物語も、真相はいやーなところにあります。……でも、昔ほど気持ち悪くはなくなったですね。一番最初に戯言読んだときは、普通がない世界観に嫌悪感を抱きましたが今はむしろそれが快感ですから。人間、慣れって怖いです。
この小説が好みだった人へ、私がお勧めする三冊の本。←というのを今日からやってみるか。いつまで続くか知りませんがm(。 。)m 
③ 悪魔のミカタ② 空の境界上① クビキリサイクル
まあ、これを読んでいない人はいないでしょうが①「戯言シリーズ
アクションにミステリが混じったもの。奈須きのこさんの②「空の境界
ごりごり読ませる力。うえお久光さんの③「悪魔のミカタ
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ノベルゲーム・さくら(仮)の絵師さん決定しました。三月中に完成できればいいな。……就活は?!
Rozeさん(黄昏と空の色)もシナリオやるみたいで。お互いぼちぼちがんばりましょうね〜。