時雨沢恵一アリソン〈2〉真昼の夜の夢 (電撃文庫)メディアワークス,2003 


前巻を読んだのは一体いつだろうか……? (はまぞうで見た感じ三年くらい前かな)
「世紀の大発見」に関する秘密を共有するアリソン・ヴィル・カー少佐三人の悪巧み再び。
最初の、アリソンとヴィルの手紙のやりとりがほほえましいです。アリソンが、何かたくらんでるのを隠せてないのもまたよいですw 手紙のやりとりの内にお金の絡んだ話が手で来るのですが、とくに問題がでないほど信頼しあえているのは正直うらやましいですよ。
「こんなことやりたくなかった……」とぼやくヴィルもなかなかの根性の持ち主です。まあ、アリソンと長い間付き合ってれば諦めの境地に達するんでしょう。
今回はアリソンとヴィルより、前回は脇役だったカー少佐が主役張ってる気がしました(笑)なんにせよフィオナさんが幸せに気づいてくれてよかったです。