佐藤ケイ天国に涙はいらない〈11〉メイドの途の一里塚 (電撃文庫)メディアワークス,2005 アマゾン


こちらもまた久しぶりのシリーズ新刊。相変わらずオタ話からいい話への持って行きかたはさすがです。今回は、(戦争で死んでしまった)主人を待ち続けるロボットメイドの話なので、展開は分かりやすいのですがその分ストレートに心へ届きます。
これ読んでると無駄に知識が増えます(笑)まずは「女中道」という言葉。ネタかと思っていたのに、実在していたんだとか。武士道みたいです。この言葉自体が出たのは明治ごろとか。次は、ソフ倫が妹の攻略を認めて、代わりに(?)五頭身以下のキャラクターの攻略を禁止するとか。この方が正しいかもしれませんね。妹なんて「義妹」にすればよいだけだし、設定でどうとでもなる二十歳未満規制よりも頭身で規制したほうがロリ対策につながるかな。
レベルが高く安定していてええですなー。また一年後になってもいいのでぜひ続きが読みたいです。