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令丈ヒロ子『料理少年Kタロー〈3〉Kタロー対社長少年 (カラフル文庫)』ジャイブ，2004

図書館に行って子供のコーナーで探し物をしていると（わりと恥ずかしい）目的のものも見つかりましたが、ふとこれも目に留まりました。あったのは、青い鳥文庫版のものだったんですが。
料理少年Ｋタローシリーズ第３弾。小学生くらいかな？　そのころに２巻まで買っていました。それからずっとそこで止まっていたのですが、偶然見かけたので懐かしくなり思わず借りてきました。
さすがに名前までは覚えていませんでしたが、個性的なキャラクターは覚えていたので、長いブランクもとくに気になりませんでした。相変わらずＫタローは料理がうまくていいかっこしいですし、ナオコは関西っ娘だし、おばあちゃんはいいところを取っていくし（笑）新しいキャラクター、社長少年リュウイチも最初はやばいやつかもと危惧しましたが好人物です。
今回は料理絡みは薄くて、その分人物関係を描いていたようです。といっても、２巻を読んだのは十年くらいなので、いまいち信憑性ない。
いつもは重点に置かれるのは主人公のＫタローとナオコくらいでしたが、今回はリュウイチもけっこう力が入ってましたよ〜。そんな二人の料理対決のオチには、ニヤッとしました。