木尾士目げんしけん(6) (アフタヌーンKC)講談社,2005


この巻の終盤にはついに卒業関係のイベントが出てきました。やっぱループ(いつまで経っても卒業しないなど)はしないんですね。くじあんも一段落つけたみたいですし。まあ、だからこそあのまったり感が出せるのかもしれませんが。そんなわけで、ラスボスを倒して長時間やりこんだRPGを終わらせてしまうような心境です。
すぐには終わらないようですが、メインであったキャラがいなくなった後はどうするんでしょう? 案外、何事もなく終わっていくのかなあ。
ヨコハマ買い出し紀行⑬
芦奈野ひとしさんの『ヨコハマ買い出し紀行 13 (アフタヌーンKC)』も徐々に終わりを迎え始めている感じです。げんしけんより、さらに終わらない雰囲気だったんですけどね。いつまで続いてもおかしくないような。でも、その感じがそもそもおかしいのかな。
はじめから何もなかったような終わり方をしてほしいです。この漫画は、何もない空白のコマでも物語を進めています。そんな漫画を私はこれしか知りません。エンターテイメントに徹しているようで、実は純文学やってますみたいな(意味わかんないですよね。言葉足らずですいません)
なんにせよこの巻で印象に残っているのは、終わり行く穏やかさとココネさんが感じているシーンですw 
苺ましまろ①
ココネさんを上回るかわいらしさを見せてくれたのがこの漫画。ばらスィーさんの『苺ましまろ 1 (電撃コミックス)』です。最初は絵が違ってキャラが把握しにくかったのですが、最初の話は単発で書いていたもので二年も前のだった模様。仕方ないかもしれません。
かわいいは正義」のキャッチコポーは正しかったです(^^)これも上の二つと雰囲気が似ているかもしれませんね。かわいさだけの世界をずっと続けるのやらそれともその枠を飛び出すのか? とりあえず、抜けている二巻を探し出さないと既刊分も読めないよー。