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とある魔術の禁書目録(インデックス) (2) (電撃文庫)

今巻の捨てキャラは青髪ピアス君。消えるの早すぎです。
今回も勢いで突っ走るかと思いきや、一巻でなくしてしまったものの扱い方を考えるなど、ちょっとしたアレンジ加わってます。まあ、結論みたいなのは次巻以降へ持ち越しのようですが。
今回の敵である錬金術師は、前回と同じように憎めないかも。憎めない敵の（私の）トップはテイルズ・オブ・ファンタジアのラスボスなんですが、それに近いほどの共感（同情？）をしてしまいました。
悪に走った原因のことを考えると、胸が苦しくなります。それはファンタジー世界だけではなく、この現実世界でも起こりえそうですから（可能性は限りなく０に近いのが救いか）
今のところ、キャラ・実態の描写がないもの（インデックスたちが所属していた協会など）には徹底的な悪意のみが存在していますが、描写されている人たちに悪者の中の悪者はいませんねぇ。そういうキャラを書かない作風なのかな。