◆ リアルのとなり町をよく知りません

新聞の本の売上ランキングを見てましたが、7位に恩田さんの夜ピクが登場してました。本屋大賞の効果もありさすがだな……と思ってましたが、よくみると初登場のマークが。
確か発売されたのは一年以上前だったような。発売当初は売れなかったのか。まあ、私も読んだのは今年の一月だし。ベストセラーに良書はないと言うけど……。
先週のランキング(ノベルス)よりは驚きませんでしたが。七位だったかな、「SHUFFLE! 時雨亜沙編」が登場してました。ついにエロゲのノベルスも登場ですか(本自体は18禁ではないみたい)
さてさて、私たち読者側も読む本は選ばなきゃいけないなと反省しつつ、評判によって価値も変わってくるんだなと当たり前なことを考えたり。
それを裏付けるかのごとく、情報化社会の最先端な本を読了。

となり町戦争

となり町戦争

年や立場も違うのもありますが、淡々としていて感情移入は出来ません。でも、それがこの本の意味合いを強めているような気がしてちょっと怖いです。果たして見えない戦争を、真摯に捉えることが出来るのだろうか?
とにもかくにも、設定の妙。徹底的、一貫したテーマが光ります。書ききった三崎さんはすごいです。