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サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)
- 作者: 西尾維新,take
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/11/07
- メディア: 新書
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あいもかわらずの西尾さんの世界です。いわゆる一般人はいません。なんとなく、寂しいです。この世界観、キャラクターがいいんでしょうけど。やっぱりくせが強い。しかし、読者をあきさせない。
私はこの戯言シリーズと電撃文庫の『悪魔のミカタ』シリーズが近いものに感じます。
- 作者: うえお久光,藤田香
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2002/02
- メディア: 文庫
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両作品ともイラストの影響力が強く、そして、それ以上の文に力強さがあり。西尾さんの切り口は遠まわし・回りくどさ、うえおさんは実直・ストレートなのかな。
過程を右曲左折しながら描写するのは一緒ですが、「戯言」は結論が決まっている上で、「机上の論理(戯言)を駆使し」描かれるのに対し、「悪魔のミカタ」は結末は定まっておらず、「実体験を通して」登場人物たちの葛藤が書かれることでしょうか。
穴がありすぎて戯言にもなれない、ただの独り言ですけどね。せっかくのクリスマスなのに、戯言の世界なみに孤独です♪