◆ テスト初日の精神史


 だめじゃ、もう力は残ってない……。

 テスト初日から誤爆しました。やはり現実世界で生きるのは私は弱すぎるのか。

 私の精神はすでにずたぼろの雑巾状態でふ。

 それでも今日の帰りには電撃文庫を主に小説を買い込んできました。今月はホクホクで財布はからからです。

 電撃と言えば、電撃のホームページにある「編集部のつぶやき」で部長が「ウィークエンドスーパー」とか「あの末井昭さん」とかいう発言をしていました。

 もちろん八十年代の話をしているので、私の年代(十代)で知っているわけがないのですが、『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』(著・大塚英志)を読んだのでなんとなく理解できました。(何となくですが

 テストだめだったのは勉強時間を惜しんでボリュームたっぷりのこれを読んでいたせいかなぁ(言い訳

 この本の基本スタンスは大塚さんが1980年代を振り返って……という元は個人的なものだったと思います。大塚論の総集編みたいな。

 エロ本の編集者として逸般人的(失礼)視線で描かれているので大変面白く読めます。

 さっき言ったように、生での体験を覚えているわけじゃないので残念ですが。たぶん生で触れていた時代の人なら、もっと詳しく読み込めるんだろうになぁ。