◆ バイトの街


 バイトさんが一人辞めてしまったので、さらに忙しくなってしまい寝不足気味な海獺です。……だったらこんなしょうもないものを書くより寝てろって感じですが。

 どこにそんな時間があったのか『塩の街―wish on my precious』(著・有川浩)を読みました。

 第十回の電撃ゲーム小説大賞の大賞受賞作ですが、SFという設定と萌えない(失礼)絵のために買うのをためらっていましたが、バイトのうさばらしに、衝動で買いました。

 えがったです(一言)流れや人物配置、構成はなんとなく前回大賞受賞作『キーリ』に似てました。

 終盤の流れは感情の流れなども含めてスピーディではなく、はしょりすぎた感がありましたが、一個一個のお話はよかった。特に最初の三編の出来はすばらしい。さすが大賞でふね。

 それでは、また地獄のラーメン屋に足を運ばなければ……。