まぶらほ〜ふっかつの巻・南〜』 著・築地 俊彦

このところ散財が続いているような感じでふ。(汗)
このシリーズ、王道のキャラクターに、王道のストーリー……なのに飽きません。
ともすれば、どこまででも暗くなるようなお話(設定)なのにいかにすれば、ここまでコメディ路線を貫けるのやら。
今回は番外(書き下ろし)が三つありましたね。だから、こんなに速く次巻がでたんでしょう(前巻は十二月、本巻は三月)
最後のお話に、おなじみのキャラが登場してました。今回の主人公はその妹でしたが。
これはコメディではありませんでしたが、こういうお話があってこその、まぶらほでしょう。
コメディの部分が光なら、最後の話は影。
なぜかモテモテだったりする主人公や、容姿端麗なヒロインたち、性格がかなりゆがんでいるクラスメイト。
彼らに対して負のイメージがまったく感じられません。
だから、絶対死なない――少なくとも死なないように思える――人物たちが動いている世界を、理想だけの世界にしないために最後の話はあるんだと思います。
と、解説ぶってみたでふ。
実際は、イラストが気に入って……。凛萌え。理由はロリかわいいから。