仮名手本忠臣蔵

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仮名手本忠臣蔵


というわけで、忠臣蔵の夜の部を見ました。お家騒動と切腹とうどんくらいのイメージしかなかったのですが、夜の部は勘平とお軽の話に。聞いてはいましたが、想像していた忠臣蔵っぽくはなかったです。そしてうどんは登場さえしなかった。
手紙を天上からも床下からも盗み見されるという場面がプログラムに書かれていて、いったいぜんたいどうすればそんなことになるのか不思議に思っていました。
その場面を見て、なるほどああいうことなのねと納得。でも、場面的にはそこそこシリアスなところだろうに、思わず笑ってしまうところでした。
最後の討ち入りが長いと思っていたので、逆に7幕のが長くて驚きました。討ち入りはあっという間。雪合戦が楽しそうだったな〜。
「船に乗れ!」のオペラの印象があるからか、話はすごく面倒になってると思うことも。どうしてそんな結末になると突っ込むこともしばしば。
あと、今も昔もキャラの属性で楽しむということをしていたのかも。ふとした瞬間に、そんなこと考えたりもしました。