オオカミさんととっても乙女な分福茶釜

オオカミさんととっても乙女な分福茶釜  Amazon
コミカル6ギャグ2癒し2
沖田雅オオカミさんととっても乙女な分福茶釜 (電撃文庫)アスキーメディアワークス,2009
シリーズ感想
沖田雅さんの作品感想
大文化祭を舞台になつかしのメンバーなども登場するシリーズ8巻目。
おむすびころりん対決オオカミさんの化けの皮がはがれてきて、クラスメイトにも生暖かい目で見られているのがグッド。
りんごさんが「女子高生なまにぎり」「とれとれぴちぴち」「乳酸菌」を合言葉に、クラスの出し物で金儲け&打倒宇佐見さんを企みます。
おにぎりを握ってお客さんに振舞う実にあざといシーンもあるのですが、特筆すべきはりんごさんが宇佐見さんの店で、毛が入っていたと因縁をつけようとする場面でしょう。……一連のやりとりはアウトなのかセーフなのか。
私は一発退場だと思いますけどね。ちなみに、丸顔イラストが大好きな私はロリコンなのでしょうか。誰か診断してください。


ぶんぶく茶釜の手伝い」亮士が褒められて、オオカミさん的には同意も否定もできないという状況に追い込まれていたシュチュがおいしいですな。
田貫さんが素敵過ぎて、しかも良い人であるがために報われないフラグが立っていてツボ。時間差でやってくるイラストの破壊力にもやられました。
……イラスト挟む場所がもうちょっと考えられていれば、この破壊力はさらに増していたように思われるのが残念です。
アラジンに出場」学園長発案のレースに参加する話。完璧に学園長の趣味ですねこれ。生着替えとか誰か止めろよ〜。
エロ方面だけではなく、相方に関するクイズに答えることになる関門では、恥ずかしがってるオオカミさんを堪能できました。ごちそうさまです。