2008年のおすすめ〜

好きなものを並べると言うより、これ読んで欲しいなーって観点で選んで見ました。いや、結局のところ一緒なんだけども。
3つぐらいにしようと思ったけど、8個で。まあ一昨年やったベストよりは半分以下にしたのでよしとしましょう。読んだ順に並べていきます。
サクリファイス  Amazon
近藤史恵さんの『サクリファイス』(→感想)自転車のロードレースを扱った作品なのですが、レース部分の熱い展開とミステリ部分がすごくマッチしていて素敵な作品。ミステリだからと構えずに読んでもらいたいですねー。
九つの、物語  Amazon
橋本紡さんの『九つの、物語』(→感想)万人向けじゃないのかも知れないけど、非常に惚れこんだ物語。作品世界にどっぷりつかりたい人向け。
ゴールデンスランバー  Amazon
伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』(→感想本屋大賞も受賞した作品です。鬱屈とした話はあまり好みじゃないんですが、それを吹き飛ばすだけの魅力がありました。
永遠のフローズンチョコレート  Amazon
扇智史さんの『永遠のフローズンチョコレート』(→感想)ちょっと前のものですし、これをはずして切りのいい七つにしてもいいかなと思ったんですが、何故か気になった話。考えたら負けだけど、考え出すと楽しい話でした。
傷物語  Amazon
西尾維新さんの『傷物語』『偽物語(上)』(→感想)ほんとうに笑わさせてもらいました。それでいて成長物語の側面もあり話の筋はしっかりしていて安心感も。シリーズ最終話も楽しみです。
階段途中のビッグ・ノイズ  Amazon
越谷オサムさんの『階段途中のビッグ・ノイズ』(→感想)今年読んだものでは、音楽を扱った素敵な作品が多かったのですが、これもその一つ。私も人の感想を読んで手にとった口なので、誰かに読んでもらえると嬉しいな。
流星の絆  Amazon
東野圭吾さんの『流星の絆』(→感想)ドラマにもなった作品。なんつーか手堅いんですが、この手堅さが面白さになってるみたいな。期待できるし、期待を超える満足を得ることが出来ると思います。
船に乗れ! <1>合奏と協奏  Amazon
藤谷治さんの『船に乗れ!〈1〉合奏と協奏』(→感想)音楽を専攻する高校1年生の物語。音楽を通して色んな人と触れ合う様子が描かれています。受け入れやすさの広さから言ったら、ダントツにこれがおすすめ。あそこまでギャグじゃないけど、のだめとか好きな人にはぜひぜひ手にとってもらいたいですよ。